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さすがのポジティブ妊婦も弱音……3700gのベビー出産記

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 初めての出産は今から数年前。9月21日が予定日でした。1人目ということで周りからは「そろそろ?」なんて言われ気にかけてもらい、私自身は出産に対して何の恐怖心もなかったので「陣痛が先かな?」「破水しちゃうかな?」なんて想像しては冷静に出産を迎える準備をしていました。しかし、予定日になり健診へ…。子宮口は1センチほどしか開いておらず気配ゼロ。それでも「まだまだ~なんて思わせておいて急に陣痛が来たりして!」と旦那としゃべっていたものの結局なんの変化もないまま1週間経過(-"")

予定日の健診で「なんの兆候もなかったら1週間後に入院準備して来てください」と言われていたので荷物を持って母親に付き添ってもらって病院へ。結局誘発することになりました…

 

 その日の夕方に処置をしてもらって陣痛が来るのを待つことに。人生初めての入院でドキドキ!病気じゃないのに家族に来てもらって至れり尽くせりでとてもゆる~い時間でした。さらに助産師さんを見れば「この人が取り上げてくれるのかな(^-^)」なんてことを考えながらまたまたなんの兆候もなく翌朝。

 朝起きると「ん?なんか痛いな…」とちょっと痛みが。「これが陣痛なのか?!」と思いつつ、雑誌に書いてある通り痛みの間隔を計ってみるとなんとすでに5分間隔!!やっと来た陣痛を喜びたいけどもまだ全然我慢できる痛みということで朝食後の診察までは家族への報告はしないでおこうと思い、診察へ。しかし…子宮口は4センチ。まだまだ…。でもでも!!「安産体形だね」なんて周りから言われていたのを鵜呑みにしていたので「昼ころには生まれたりして」なんて考えて、診察終了後早速旦那へ連絡。すでに出勤していたのを切り上げてすぐに来てくれました(`´)それからが長かった…。

 

 昼までは少しずつ我慢できる痛みが強くなっていくものの会話はできていた。看護師さんたちにも「まだ笑えてるね!」「しゃべれてるからまだ大丈夫だよ!」なんて言われて「いや!!!でも痛いんだぞ!!!!確かに話している余裕はあるけども…」と思っていた。昼食はあまり食べる気になれずほぼ残してしまいました。なかなか開かない子宮口、午後からは促進剤を打つことに!これが痛かった!!!!まさにしずくが落ちるスピードを速めると痛みもアップ!!!!旦那に「車で休んできていいよ」なんて自分から言っておきながら戻ってきたころには痛みがアップしていたせいで「いない間に痛くなったんだからっ!!!!」と八つ当たり(・。・;でも本当に痛かった…

 

 それでもなかなか出てこないこの子ども。「どんだけ腹から出たくないんだ…」と思いながらももう自分で精いっぱい!!!結局翌日の午前3時までかかった長い闘い。最後は体力と眠気との勝負。家族は痛いともがいている私の前で寝ないように眠気との勝負(笑)分娩台上がったころには「やっとここまでこられた~」と「早く出してくれ~」の2つの気持ち。お腹の子どもを気にかける余裕もなく、「いたいー!!!」と真夜中に絶叫(笑)やっとやっとやっと生まれた我が子は3700グラムでそれはそれは大きな女の子でした(-"")周りも「おっきい!!!」「よく出てきた!!」とびっくり(笑)そしてそれからの私は分娩台で爆睡させていただきました!!

 

 3歳になった今までどこに行っても「大きいね」と言われる娘。「えぇ、あんだけ苦労して産みましたから」と心で思う私でした。

ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事

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父母25歳にて初めての出産。現在我が子は3歳半。すくすくド田舎でのんびり成長中。いわゆるハネムーンベイビーです(笑)現在2人目妊娠中で同じ産院で出産予定。当時の陣痛25時間という記録を超すか今からドキドキです(・。・;

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