◯女系家族だからきっと女児!ずっとそう思っていたけれど…
赤ちゃんができる前から、自分が妊娠したら子供は絶対女の子と疑ったことがなかった私。
というのも、私自身が姉と二人姉妹、姉の子供は二人とも女。母は4人姉妹。父親こそ兄弟に男女ともいたのですが、かなりの女系といえる家系だったから。
そして、これを言うと友人たちから笑われるのですが、私が住んでいるマンションでは、部屋の両隣りとそのまた隣のお宅の子供たちが全員男児。
なので、「私の部屋で男が生まれる確率はとっても低い!」と真剣に考えていたのです。
もちろん、実際に女の子が欲しいと思っていました。
しかし、実際に妊娠できたのは、子宮外妊娠を乗り越え高齢になってから。
妊娠までの苦労が大きかっただけに、妊娠がわかったときの感動は大きく、性別のことを気にする気持ちがすっかり薄れていました。
それよりも無事に生まれてきてほしいと願う気持ちばかり。
そして、胎動を感じるようになると、赤ちゃんへの愛情がさらに深まり、毎日何度もお腹に向かって話しかけていました。
◯妊娠19週のエコーにて。これはもしや……?
そして、妊娠19週目(妊娠5ヶ月の終わり)の妊婦健診のこと。
超音波検査を受けていた際にモニター画面を見ていると、あるものが目に飛び込んできました。
…おちんちん?
明らかに男児のものであるそれを見て、私は一瞬飛び上がるほど驚いてしまいました。
何も言わない医師に、「もしかして男の子じゃないですか?」と訊ねると、医師は「そうだね」とだけ返事。
後でわかったのですが、私の病院の医師は、妊娠24週(妊娠7ヶ月)までは性別はわかっていても妊婦に伝えないという方針をとっていたそうです。
だから、お腹の子が男児だというのには、もちろん私より先に気づいていたのでした。
◯ 性別はどちらでも我が子はかわいい!
検査を終えしばらくすると、最初の衝撃はおさまり、それよりも性別がわかるほどに成長したことへの嬉しさでいっぱいに。
男の子への戸惑いも不思議とすっかり消えてしまいました。
そして、実際生まれてみて思ったのですが、自分の子は男とか女とか関係なく、強烈に可愛いということ。
目に入れても痛くないという表現が本当にぴったりです。
性別なんて気にする必要はなかったなと思ったのでした。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:フムフム
年齢:41歳
子どもの年齢:1歳7カ月
40歳でママ1年生となった遅咲きママ。現在は自宅でのみ活動するフリーライター業を営んでいます。仕事がオフの日は外遊び好きの息子と、公園で遊びたおすのが日課。近い将来の目標は、息子と一緒にハワイへ旅行してのんびりすることです(のんびりできる訳ないですが…)。趣味は、キッチン用品集め、読書、食べ歩き。
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