結婚してから、わずか3ヶ月で妊娠しました。
昔から子どもが大好きで、仕事も保育関係でしたので待望の妊娠にとても喜びました。
旦那も優しい人で心から愛していたので本当に嬉しかったです。
初めて妊娠を知ったのが生理が遅れてちょうど二週間後でした。
病院に行って妊娠との判定をもらってから聞かれたことは「つわりはないですか?」とのこと。
そのときは何も無かったので大丈夫ですと伝えました。
そういえば、妊娠したらつわりがあるんだな・・・確かトマトとかフルーツとか食べたくなったり味覚が変わるんだっけ!不思議だな~くらいに思っていました。
そう、この日から一週間後に突然j地獄のつわりが襲ってくるとは想像もしていなかったのです。
初期は何だか胃がムカムカしているな~と思っていたくらいでしたが、その晩遂に晩御飯を吐いてしまいました。
私は少し嘔吐恐怖症でしたのでショックでした。
それからと言うものつわりはどんどんひどくなり、常に吐き気が伴いました。
その時思ったのは味覚が変わったり特定のものが食べたくなるんじゃない!
本当は気持ち悪くて何にも食べられないけど何も食べないわけにはいかない、百歩譲ってこれなら食べても吐かずに消化できる!ということでした。
ただ、その食べ物はその時によって変わり、今日はグレープフルーツならなんとか・・・と思っていても三時間後には見るもの嫌になっていたりしました。
常に吐くのを我慢している状態なので、匂いに敏感になり生ごみや冷蔵庫やお湯や洗濯粉などの匂いを嗅いだだけで吐いてしまいます。
そうです、まず家事が出来なくなりました。
外出するときはマスクを着用して万が一のためにゴミ袋を持っていきます。
そうしていると栄養が無くなっていき身体に力が入らなくなります。
眠るときも気持ちが悪いので眠りが浅く悪夢を見ました。
吐きすぎた胃もキリキリ痛みます。
もう苦しくて涙がポロポロ溢れてきます。
妊娠がこんなに大変なことだとは思っていなかった・・・。
お願いだからつわりが終わって!
いつまで続くか誰か教えて!
と願っていました。
私が救われたのは旦那が私の気持ちに共感してくれて一緒に泣いてくれたことです。
「ごめんね、俺は何もしてあげられない。でも話を聞くことは出来るよ。何かあったら何でも言って!家事も何もしなくていいよ」
と抱きしめながら泣いてくれたことは今でも忘れません。
なので身体的に辛くても精神的には落ち着きを取り戻せました。
この人の子どもを産みたいと強く感じました。
それからは一日一日をなんとか凌ぐ!といった方向へ考えました。
また赤ちゃんのエコーを見て自分を励ましたりしました。
つわりは5ヶ月まで続きましたが、そこからは緩やかに無くなっていきました。
そこから食欲が爆発して大変なことになりましたがこれはまた幸せな悩みと感じられました。
生まれた子は旦那に似た元気一杯の子です。
もしかしたらつわりのときは頑張って!と励ましてくれてたのかな?と思うと可愛さ倍増します!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:さち
年齢:27歳
子どもの年齢:1歳
結婚するまでは保育関係の仕事に就いていました。子どもが大好きで小さい頃からお母さんになるのが夢でした。 結婚後すぐに妊娠して、壮絶なつわりの後、無事女の子を出産しました。旦那に似たとても元気一杯な女の子です。目元は私に似ています。
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