―妊娠―
そう聞いて思い浮かべるのは
大きなお腹とつわり。そう、「つわり」!
妊娠検査薬で妊娠が判明した私。
はじめからお腹が大きくなる訳ではないし、いまいち実感できない私が
内心楽しみにしていたのが、かの有名な「つわり」だったのでございます。
今思えば「何をのんきな事言っとんじゃい!」と
尻でも叩きたくなる考えではございますが
当時はちょっと「オェッ」と吐き気がしても
旦那あたりに背中でもさすっていただきますれば
ケロッと治ってしまうような
昔ながらのベタなドラマのような展開を期待していたのでございます。
しかし、来ない。
待てど暮らせど、お見えにならないのですよ。「オェッ!」が。
そこでアタクシ考えました。
「待ってるなんて性に合わない!自分から行かねば!!!」
という訳で突っ込んでみたのでございます。
アタマを。
炊飯器に。
ホラ、あれでございますよ。
よくつわりの時期はご飯の炊ける匂いが駄目になるって言いますでしょう?
だからこそ突っ込んでみたのでございます。
アタマを。
炊飯器に。
結果。
全然平気でやんの。
さてそんな阿呆な事をして過ごした妊娠初期。
少しずつ悪化していった胸焼けを解消する方法が見つかったのでございます。
それはフライドチキンを食べること。
しかも
こう↑。
なぜかしら。
胸ヤケすると
某コンビニの某フライドチキンが恋しくて仕方がないの。
あなたのこと思い出す度
自分が抑えきれなくなるのよ。きっと恋よ。
そして私は悟ったのでございます。
嗚呼、私は「食べづわり」だったのね。
「つわりの時は食べられるものを食べればいいよ。」
そんな先輩ママ達の助言を受け
(明らかに吐きづわりの方へ向けた助言だったのでしょうが。)
食べられるもの(フライドチキン)を
(食べたい時に好きなだけ)食べ続けた私。
思いのほか真面目に怒られました。
妊娠という特別感、人生の一大イベントに
浮かれていたのですね、アタクシ。
今でもフライドチキンを食べる時はいつも
あの時期の事を懐かしむのでございます。
そして当時食べていた
えげつない量を思い出し
軽い胸ヤケを起こすのでございます。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:のばら
年齢:31歳
子どもの年齢:4歳・2歳
マイペースな女優園児とツンデレなイヤイヤ期の姉妹の母。
育児絵日記ブログ「キミがお嫁に行くまでは~ムスメ 初級編~」を更新中。鼻唄・足のサイズ・独り言・体の横幅など、全体的に大きくなってる気がするけど気にしないよ。
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