初めての出産の前は、いろいろな情報だけが耳に入ってきて不安な気持ちにもなってしまうもの。
お産が20時間30時間かかった…なんて人の話も聞きますから、どんなに壮絶なのかと思いますよね。
私も、出産の瞬間はどんなに痛いのかな、と不安に思っていましたが、実際に産んでみて1番大変だったのは陣痛に耐えている時間でした。
陣痛の始まりはそんなにビックリするほどの痛みではないです。
生理痛のような痛み、と聞いていましたが、まさに生理痛の痛みでした。
1分くらいの生理痛が15分おきくらいにきているかな、というのが最初に陣痛に気付いたときでした。
我慢できる程度の生理痛で、生理痛の薬を飲む程でもない、という程度でしょうか。
そのうちに3回に1回くらいが激痛になってきて、だんだんと毎回激痛になっていく感じです。
激痛になると、ベッドで痛みを和らげる体制を探すのですが、ベストの体制が見つからずに、のたうち回っているような状況でした。
この頃が子宮口5cm程度でしょうか。
母親教室で 「1番痛いのは子宮口8cmのとき」と聞いていましたが、確かに8cmくらいが1番痛かったです。
私が実際に陣痛を経験してビックリしたのは、陣痛の間にとてつもない眠気が襲ってくることでした。
助産師さんによると、「眠たくなるのは自然なことだから寝ていいですよ」とのこと。
陣痛に耐えて、合間合間に寝る。また痛くて目が覚める、の繰り返しでした。
1番痛いときが1番眠たかったです。
(もちろん個人差はあるはずですから、全員が眠たくなるわけではないでしょうけどね)
陣痛の間は寝ていたので、正直あまり記憶がありません。
でも1番痛い瞬間はもっともっと痛いはずだ、とぼんやり考えていたら「分娩室に移動しましょう」と言われビックリしたのを覚えています。
まだまだ時間がかかると思っていたのです。
私の場合、我慢できる痛みだった、ってことなのでしょうか。
助産師さんに「冷静ですね」なんて笑われてしまいました。
分娩室に入ってからは1時間程度で赤ちゃんとの対面になりました。
早い方なのかな。
陣痛が痛いのは、痛みに耐えなくてはいけないからです。
分娩室に入ればいきんでよいですから、痛みに耐える必要はないのです。
あとは赤ちゃんと力を合わせるだけ!
陣痛の痛みに耐えれば、分娩はあっと言う間でした。
これから出産の方には、出産の瞬間に脅えすぎる必要はありませんよ、とお伝えしたいっです。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ミホ
年齢:33歳
子どもの年齢:1ヶ月
昨年の11月の結婚式の2日前に妊娠が判明し、結婚・妊娠と人生のメインイベントを短時間に経験しました。旦那様は3歳年下で、男の子が欲しいと希望していました。実際にはかわいい女の子が産まれてきてくれましたが、旦那様もすでにメロメロ。家族が3人になりたての新米ママです。
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