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母乳育児、実際にやってみて分かったことと意外なつらさ

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産前は病院指導のおっぱいマッサージ(乳首・乳輪を柔らかくする)をしていたおかげか、産後すぐ母乳の出がよく、退院後も完母でやっていけてます。

そんな私が、母乳にまつわるあれこれを書いてみました。

 

母乳でよかったこと

・泣いたらすぐに飲ませられる

・経済的に助かる
計算するとミルク代が月1万~1.6万円かかるので、母乳のために食事量が増えたとしてもミルク代ほど食費は増えない。

・お出掛けの際に荷物が少ない
自分の身一つでOK。

やったほうがいいこと

母乳が出ても、搾乳してそれを飲ませる哺乳瓶の練習はしておいた方がいい。旦那に哺乳瓶で飲ませてもらうと、父子のコミュニケーションになるし、旦那の父親心が育つと思う。また、自分になにかあった時に母乳があげられなくなると赤ちゃんが困るし、哺乳瓶を嫌がる赤ちゃんに対応する周りの人も大変なので、練習はオススメ。

母乳育児で思うこと ~デメリット~

お出掛けの際、授乳室を探すのが大変
授乳ケープをして何処でも授乳できる人もいるかもしれないが、私は落ち着いて授乳したくてケープは使いこなせなかった。

プレッシャー、ストレス
母乳はケアをしないと出なくなると聞いてたので、出なくなったらどうしようと産後三ヶ月たつ今も不安になる。

また、母乳は血液から作られるから、食事にも気を使う。米や麺、パンなどの炭水化物はすぐに食べやすいけど、母乳のために増やすのは野菜、根菜、牛乳、肉魚大豆製品。これを増やして食べなきゃと思うけど、なかなか体力と料理力がついていかなくて上手くできず思うように食べれないことが多かった。母乳の出が悪く感じたり、赤ちゃんがぐずると、「母乳が足りていないのか…自分の食事が悪いからか…」と考えこみ悩んだ。大変だった。

水分も一日1-2L飲むことが推奨されている。水分(お茶、牛乳を飲んでます)は母乳をあげたらコップ2杯は飲む。それでも母乳をあげている最中に喉が渇く。あげた後はどっと疲れを感じるし、一食分食べてもいいくらい空腹になる。ふらふらの身体で自分の食事を用意するのがつらく、毎回、毎日のことなのでストレスに感じていた。

乳首が切れて授乳の痛みも日に日にストレスへ。でも母乳を飲ませないと胸がはってそれはそれで胸が痛いので、痛みとの葛藤。

体力の消耗、疲れ

産後8週間は実家にお世話になり、食事や洗濯のフォローをしてもらえて、ずいぶん楽をさせてもらえたはずが、8週すぎてもなかなか頭が働かず物事が進められなかったり、洗濯をするなど少し動くと疲れてしまう。母乳をあげるのは水泳をしたり、マラソンをするのと同じくらい消耗すると聞いてた、まさにそうだと思う。哺乳瓶を準備するより楽だけど、身体はすごく疲れる。

なかなか思考も体力も戻らなくて、産前または妊娠前に容易にできたことが出来ない自分に戸惑い、「出来ない」と思えば悲しくなり泣いた。

産後三ヶ月の今も戸惑いは続いているが、出来ない自分を受け入れて、「育児」という新しいことに取り組んでる自分を褒めてあげようと思えてきた。少しずつ元気になってきたと思う。

ミルク育児のママ友と比べ、母乳育児は「授乳」で身体が疲れるように思う。

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著者:かめのこ

初産で5月に男の子を産みました。

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