妊娠が分かってすぐに母子手帳と一緒にマタニティマークの車用ステッカーやキーホルダーを貰いました。
貰ったときは「まだお腹が全然目立たないけど私も妊婦なんだなぁ」と自分が妊婦である実感がじわじわ湧いてきて嬉しかったのですが、「なんか見たことあるわこのマーク」って程のぼんやりとした認識だったので具体的にどのようなものか調べることに。
すると「電車で心よく席を譲ってもらった」など良かったエピソードがある一方、「満員電車で偉そうにマークを見せつけている」「悪用してそう」などマークを快く思わない意見もあり震えました…
私自身、自分が妊娠するまでは妊婦さんへの理解がほとんどなかったので、快く思わない気持ちもちょっとは分かります。
仕事をしているとき妊娠中の同僚がいましたが、やさしくできた記憶がほとんどありません。お腹が大きいとさすがに大変そうだと思ったのですがお腹が目立ってない=妊娠してない女性とほとんど変わらないと思っていました。
実際に自分が妊娠するか身近な人が妊娠しないと妊婦を中々理解できないと身をもって理解したのでマークを付けたり見せたりしていいのか悩み、いざという時に使えるようにとりあえず鞄に入れておくことにしました。
妊娠初期は吐きづわりで体力が落ちていたせいか、よく立ちくらみになっていました。
でもお腹が目立ってないので周りからは妊娠していると気づいてもらえず、外出が不安でした。
吐き気と立ちくらみがひどいときは念のため鞄にマタニティマークのキーホルダーをつけましたが「偉そうにしている」「体調悪いなら家にいればいいのに」と思われるのではとマークを目立たせないようにしていました。
妊婦であることを知ってもらいたいけど必要以上に知られたくない複雑な気持ちでした。
お腹が目立ってくると持ち歩くこともしませんでしたが、知らない方に順番や席を譲ってもらったりと親切にされ、「初期にも、マークを付けていたらやさしく声をかけてもらったりしたのかもなぁ」と思いました。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:つかさちずる
年齢:アラサー
子どもの年齢:2歳
娘の隙をついてお絵描きをする普通の主婦です。オチのない四コマをTwitterに載せたり、はてなブログ むすメモ! を細々とやってたりします!好きなお寿司はエンガワです!
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