1人目の時のつわりが結構ひどかったので、2人目妊娠時もまっさきに不安になりました。
「またあの24時間二日酔い状態が1~2ヶ月続くのか……」と。
ただ、経験していたので、対応策もあったんです。
ニオイがツライので、マスクをする。レモンやソーダの飴をなめる。
冷えないようにレッグウォーマーを履く。
つわりに効くと言われるツボ(手首の付け根の中央から指で2つ分の所にある「内関」)を押す。
などなど。
それらは、確かに、効果はありました。
ただ……、上の子1歳8ヶ月の育児をしながらのつわりライフは、そんな対策ものともしなかったのです……!!
まず、しんどいからと言っても、横になれません。
大切な下腹部狙ってダイブしてくる肉弾(12kg)がいます。
また、吐くためにトイレに駆け込もうとすると、全力で阻止にくる肉弾(12kg)が足にまとわりつきます。
自分は食べなくてもいいですが、食べさせないわけにはいかない幼児(1歳8ヶ月)がいるので、食事の用意もしないといけません。
料理を諦めて、茹でるだけの麺類やレトルトを駆使しても、そのニオイでえずきました。
それでもなんとか料理を出すと、新たな地獄の門が開き、まともに食べない1歳8ヶ月との格闘、舞い散る幼児食、つわり妊婦はあえなくKO。
子供を何日も洗わないわけにはいかず、風呂に入れば、くるくる回る世界。
やっとゆっくりできる、と登園すると、最大の難関がお出迎え。
私、あの独特のニオイが!本当に!!ダメだったんです!!!
ママ友や保育士さんに話かけられても、吐きそうになってフリーズ。
まだ妊娠初期だから、報告もできなくてね……。
極めつけは、ムスコ1歳半から始めた、トイレトレーニング。
「この夏がオムツはずしの絶好のチャンス!」なんて言われていたのを真に受けて、挑んだものの。
トレーニングパンツに、もっこりほっかほか!
「ち、でた~」
わ~お☆事後報告サンキュー!!
それを脱がして……、と、ああ!足についた……!!!
そのままお風呂に連行して……、ブツをトイレに流して……、ちょまっ逃げないで!!
ぽとり、あああ床に残りのブツが……!!
拭いて、流して、ああ指にブツが、もういい、洗って、こすって洗って、洗って……。
って、できるかああああああ!!!!
はい、オムツ。(チーン♪)
えー、私から申し上げることがあるとしたら、
「2人目妊娠までに、家事育児を頼れる人を確保しておくといいですよ☆」
に尽きます。
うちは当時、飲食店経営している夫くらいしか頼れる人がいなくて、夫は仕事の時間も不規則で、かなり詰んでました。
ただ、保育園に週5で通えてたのが助かりました。その分仕事しないといけなかったけど。
保育園でう●ちしてきてくれた時は心の底からほっとしました……。
そんな拷問だったけど、2人目つわり期、よかったこともありました。
上の子のかわいい姿を見ると、「ああ、こんなかわいい生き物がまた生まれるのか~、楽しみだな~」と思えました。
つわりの特効薬はないらしいですけど、「上の子のかわいさ」は、かなり効きましたよ。(当社比)
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:うだひろえ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:4歳と1歳
マンガ家/イラストレーター。愛知県生まれ。2008年『夢追い夫婦』(KADOKAWA)でコミックエッセイデビュー。『誰も教えてくれないお金の話』(サンクチュアリ出版/監修:泉正人)が30万部を超えるベストセラーに。3歳男児&1歳女児の子育てに奔走する生活を、ツイッターやブログで垂れ流し中。
website:http://umeyon.net
連載中:「伝えるチカラを身につけたらダメ旦那が稼げる男になりました」
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