今って、女性でもワイン、ビール、ウイスキーを気軽に嗜む時代ですよね。
私もお酒を飲むのが大好きです。
我が家は主人も私以上にお酒を飲む人なので、毎晩酒盛り状態。
結婚当初から、夜はビールから始まり、ワイン、最後はウイスキーで締めるという生活を毎晩のように続けていました。
10月に入籍した年明けのお正月。
両実家へ帰省すると、お互いの家で膨大な量のお酒が振る舞われ、連日のように宴会が繰り広げられました。
そして正月三が日が過ぎ、自宅へ戻ると、なんだか胃がムカムカするのです。
「さすがに飲み過ぎた…」
と反省し、2日間の休肝日を宣言。
しかし、2日経っても3日経っても胃の不快感はとれず、これは本格的に胃腸が荒れてしまったかな?と思い、それから1週間ほど禁酒をしていました。
それから10日ほど経った、1月の三連休。
親族の結婚披露宴に招かれて出席をしました。
親戚の叔父に勧められ、久しぶりにお酒を飲もうとグラスに手を伸ばすのですが、どうにも味が美味しく感じられません。
それどころか、やはり胃の辺りに不快感を覚えます。
おかげで皆に
「どうした?病気か?」
と心配される始末。
あんなに毎晩浴びるようにお酒を飲んでいたのに、急に身体が受け付けなくなるなんて、重度の病気かも知れない…と思っていた矢先、様々な要因が重なり妊娠していることが分かりました。
そのとき、すべてが腑に落ちたのです。
お酒が「飲めなくなった」のではなく、体が「お酒を飲むな」と言っていたのだと。
確かに、お腹に赤ちゃんがいるのに毎晩あのペースで飲み続けていたらどうなっていたことでしょう。
何かしら、赤ちゃんに悪影響を及ぼしていた可能性があります。
私が妊娠に気がつく前に、体が赤ちゃんを守ろうと胃の不快感や味覚の違和感などのサインを出していたのです。
そのとき初めて、人間も動物なんだな、野生の感覚を完全に失ってしまったわけじゃないんだな、と実感しました。
妊娠中はビールが美味しい夏場の季節でも、この野生の本能のおかげでビールいらずで過ごすことができました。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:MACHI
年齢:36歳
子どもの年齢:42ヶ月(3歳6ヶ月)
出産直後から娘に振り回されっぱなし。母親業は体力勝負!を痛感するフリーライターです。泣いたり笑ったり怒ったり 、お母さんって忙しいですよね。そんなお母さんたちが読んでほっとできる、共感してもらえるような記事を書けたらと思っています。
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