妊娠・出産・育児の情報サイト


[虻川美穂子さん×森貴美子さん対談 第6回]「魔の2歳」の次は「悪魔の3歳」!?”育児は育自”を実感する日々

f:id:akasuguope02:20151016100953j:plain

2015年2月に男の子を出産した虻川美穂子さんと、現在3歳になる女の子のママである森貴美子さん。月齢は違えど、小さな子どもを育てながら仕事もがんばるママ同士、妊娠や出産、育児について、思う存分語ってもらいました!

 

赤ちゃん連れの初めての旅行は、ママの気分転換にもなっておすすめ!

虻川さん:この間初めて家族で伊豆旅行に行ったんですよ。赤ちゃん連れだと持ち物も多くて大変だし、逆にストレスがたまるだけなんじゃないかとヒヤヒヤしながら。でも、旅行中は旦那が抱っこを頑張ってくれたおかげで外食もスムーズにできたし、私はしばらく解放されてすっごく楽しめました。 

森さん:私も赤ちゃん連れでの初旅行は伊豆でした!赤ちゃんに優しい宿っていうのがあって、そこに泊まったんです。車での長距離移動が心配だったんですけど、途中でサービスエリアに寄って休憩することだってできるし、夫婦で協力し合えば遠出も怖くないんだって、その時に自信になった気がします。 

f:id:akasuguope02:20160113102417j:plain

虻川さん:そうそう。行く前はちょっと不安だったけど、気分転換になるし、機会があるなら家族旅行はチャレンジしたほうがいいですよね!ホテルだと多少部屋が散らかってても気にしなくていいし、すごく気持ちが楽になる。あ、でも、今度仕事で名古屋に行く予定があって、赤ちゃん連れで新幹線に乗るんですけど、それは今からドキドキしてます。

森さん:新幹線は乗ったらしばらく降りることができないから緊張しますよね。よく泣いてる赤ちゃんを抱っこしたままデッキに出てるお母さんを見かけて、当時の苦労を思い出します。私は移動中のタイミングで寝てもらいたかったから、新幹線に乗るまで寝かさないように工夫してました。

虻川さん:あーなるほど。新幹線の中で寝てくれると楽ですもんね!赤ちゃんとのおでかけも、そういう小ワザを使っていけばもっと気楽に楽しめるようになるのかも。

f:id:akasuguope02:20160113102519j:plain

森さん:そうですね。赤ちゃん連れだと大変だけど、場所を選べば楽しめるところもたくさんありますし。子連れ旅行はしょっちゅう行くのは無理でも、月齢に応じた遊び場には結構出かけてます。デパートの室内遊び場とか、ボールプールがあるところとか。同じ年齢の子どもがいる友達と合うときは、自然とそういう場所になりますね。 

虻川さん:わたしはまだあんまり子連れおでかけは経験してないんですけど、5カ月の頃に行ったべビーマッサージの教室はすごくよかったなぁ。何人かのお母さん達と円になって座って、赤ちゃんをマッサージするんですけど、家族以外の人に合うのも久しぶりだったから、かなり挙動不審だったと思う(笑)。でも、それまでは息子との接し方がいまいちわからなかったんで、こうやって触れ合うんだ〜ってすごく勉強になりました

 

「魔の2歳」の次は「悪魔の3歳」!?早くも始まった女の戦い

森さん:赤ちゃん時期は、やっぱり外出って大変ですけど、いい気分転換にもなりますよね。最近うちは3歳になってますます自己主張が強くなって、外出先で『これじゃなきゃいやだー!』ってだだをこねることがあるんです。できればここで怒りたくないんだけどな〜って葛藤してます。『魔の2歳』って聞いてたから、早く成長してほしいと思ってたのに、3歳はもっとパワーアップして『悪魔の3歳』っていうらしいですね!? ほんと大変です。

f:id:akasuguope02:20160113102653j:plain

虻川さん:悪魔の3歳…。それは大変だ!

森さん:引っ込みがつかなくて意地になって騒いでるところもあると思うんですよ。特に女の子って壮絶らしくて、全然言うことを聞いてくれない。私はよく『女の戦い』って呼んでます(笑)。お腹すいてるのに意地になって食べないとか…。

虻川さん:そういう時はどうするんですか?食べさせなきゃいけない気がするじゃないですか。

森さん:アーンして食べさせてあげるっていう人もいるけど、私は大抵無視しちゃいます。でも、無視は一番よくないとも聞くし、本当はどうしたらいいんだろう。

虻川さん:よくないんだ(笑)。本当に育児って、誰も正解がわからないことばっかりで困りますよね。成長すればさらに子どもの要求もパワーアップしてきて…。もうどうしたらいいの〜!?

f:id:akasuguope02:20160113102750j:plain

森さん:そうなんですよ。育児書によっては真逆のことが書いてあったりしますしね。世の中にはいろんな正解が溢れてるので、例えそれが不正解だと言われても、自分の態度をコロコロ変えないことが大事なのかな?って思ってます。例えば『お菓子欲しい』『さっき買ったでしょ』っていうやりとりを繰り返すならそれでもいい。そこで折れちゃうと『こうやって言えば買ってもらえるんだ』って、相手の思うつぼなので(笑)。

虻川さん:買ってあげたらもう楽になれるじゃないですか。数百円だし。でもそれはしつけ的にどうなんだって考えるとまた別なんですね。

森さん:でも、3歳までは好きなだけ買ってあげてって書いてある本もあるし、もうわけわかんなくなっちゃう。『育児は育自』、子育てって自分のことも育てるって言うじゃないですか。本当に自分との戦いでもあるんですね。とはいっても、付き合いきれなくて『まあいっか〜』ってこともあるんですけどね。そういう時は買う買わないの押し問答はせず、初めからハイってあげちゃいます。

虻川さん:もう本当に自分がしっかりしてないとダメですね。

虻川美穂子さん
埼玉県出身。1974年生まれ。お笑いコンビ「北陽」のメンバー。2010年にイタリアンレストランのオーナーシェフ・桝谷周一郎氏と結婚。2015年2月に第1子となる長男を出産。「ヒルナンデス!」(日本テレビ、月〜金11:55〜13:55)の木曜レギュラーとして出演中。

北陽 虻川美穂子オフィシャルブログ「はれ時々あぶ

森貴美子さん
神奈川県出身。1980年生まれ。17歳で雑誌『non-no』のモデルとしてデビュー。現在は『LEE』『nina’s』などの雑誌やCMなどで活躍中。2010年にカメラマンの掛川陽介氏と結婚。2012年に第1子となる長女を出産。

f:id:akasuguope02:20151008215257j:plain

2015年9月に出版した『森きみの毎日の家事が楽しくなるシンプル暮らし』(PARCO出版)は、掃除、片付けから、時短料理のテクまでシンプルな暮らしのアイデアが満載。

森貴美子オフィシャルブログ「モリキミニッキ

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

撮影/下林彩子 
スタイリング/野田奈菜子(アップワード)[虻川さん]、平林和男[森さん] 
ヘアメイク/石井織恵[虻川さん]、牧田健史[森さん] 
構成/相馬由子 取材・文/宇都宮薫

衣装協力[森さん]
アトリエ ドゥ サボン tel03-5465-0447
ルッキリル tel03-3481-5027

 

過去記事

akasugu.fcart.jp

akasugu.fcart.jp

akasugu.fcart.jp

akasugu.fcart.jp

akasugu.fcart.jp