破水から始まった私の出産。(破水した瞬間はこちら)
その後、丸1日以上経過しても本格的な陣痛がつかず
お腹の赤ちゃんの心拍も下がってしまった為
緊急帝王切開となったのでございます。(帝王切開が決まった経緯はこちら)
医師の判断が下ればその後はもう、早い早い。
「まだ生まれないから」と一旦家に帰されていた旦那も慌てて到着し、
一緒に帝王切開の説明を受けた後
それはもうテキパキと事務的に渡される同意書に
不安と動揺で震える手を抑え
なんとか署名捺印したのでございます。
その後は、私が入っていたLDRから
廊下を挟んですぐ向かいにあったオペ室へ
わざわざ車椅子で運んでいただき、いざ手術台へ。
「動かないで、絶対に動かないでね!」と
思わず「それフリですか?」と聞きたくなるほど念押しされた
腰への麻酔注射が終わると、
担当医と、もう一人別の医師が
世間話をしながら和気あいあい切開。
いや、自分なかなかツライんですが。
とにかく吐き気が止まらない私。
しかし麻酔が効いているせいで腹に力が入らない。
人間腹に力が入らないと「おえっ!」となることもできない。
一人もがく中、聞こえてくるのは医師の世間話。
なんだこのカオス。
すると突然医師から「のばらさーん!いきますよー!」の声。
え!?なに!?どーゆうこと!??
と思ったのも束の間、
感覚がないにも関わらず、
なんか内臓を引っ張られるーーーっ!
なにこれーーーーっ!!!
う・・・
生まれた・・・・・!
一度赤ちゃんを私の顔に近付けてもらった後は
産後の処置ですぐに離れてしまったけれど
今まで味わったことのない幸福感とともに
こみ上げるのは
ついさっきまで味わっていた吐き気。
それでも赤ちゃんに逢えたことの喜びを胸に
オペが終わるまでひたすら耐え続けたアタクシだったのでございます。
>>>次回のエピソード:乳、温めるべからず!産後の予想外の痛み、このガチガチおっぱいはどうすればいいの?
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:のばら
年齢:31歳
子どもの年齢:4歳・2歳
マイペースな女優園児とツンデレなイヤイヤ期の姉妹の母。
育児絵日記ブログ「キミがお嫁に行くまでは~ムスメ 初級編~」を更新中。鼻唄・足のサイズ・独り言・体の横幅など、全体的に大きくなってる気がするけど気にしないよ。
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