12月に生まれたこまめとのまめですが
実際の出産予定日は1月でした。
双子のお腹はどんどん膨らむもので
つわりが終わった頃にはそこそこ分かるようになり、
6ヶ月くらいには「もう臨月みたい~」って言われるようになりました。
そこまで大きくなるんですもの、
産前休暇も倍以上いただけます。
単胎妊娠の場合は出産予定日から6週間以内ですが
多胎妊娠は14週以内でとれます。
というわけで、私の場合
1月の予定ですから
10月には産前休暇がいただけたのです。
じゃあ10月になったらすぐ休んだの?
と聞かれれば
「NO」でした…。
ちょうど私がメインで動いていた仕事が10月に終わる予定でして
その仕事が終わったら休もう!って決めていました。
(しかも10月31日に終わるという…まるっと10月働きました)
あと、いくら産休期間に入ったとはいえ今後のことを考えると
何もかも2倍かかってしまう双子育児。
できるなら働けるうちにお金も稼いでおきたかったーというのもありました。
(貯金というものがほとんどなかった私…汗)
大きなお腹をかかえながら
4Fにある会社まで階段を上り
仕事をしていました。
当時の私は広告関係の仕事に就いてて
やっとそれなりにこなせるようになってきて、
ひとつの仕事も任されるくらいになったばかりでした。
はたから見たら残業も多くきつい仕事だったかもしれませんが、
この職業ならではの現場なども見せていただいたり、交流の幅も広がったりして
すごく充実してて楽しかったのです。
でも、好きな仕事だったけど
出産したら辞めようと思っていました。
私の当時のアパートからは実家も義実家もそこそこ遠く、
何かあったとき祖父や祖母を頼るには難しかったし、
くまさん(夫)は相変わらず日付変更前後くらいで帰宅する毎日。
この子たちをちゃんと見て守ってあげられるのは私しかいない。
仕事と双子育児を両立できるほど私はできた人間じゃない。
そんな気持ちもあって、とにかく最後にこの仕事だけは終わらせたかった。
あんなに「安定期はない」って言われていたのに
検査にいくたびに「お子さんは元気です」って言われてたから
調子に乗っていたんですね。
そして無事31日が過ぎ、産休期間に入ったのですが、
11月の検査で、こまめの体重が増えなくなってしまい
(のちに知ったのですが双胎間輸血症候群の予備軍だったそうです。)
12月に入院→出産となりました。
そういうことだったので結局14週もとれたはずの産前休暇は
わずか6~7週で終わってしまいました。
(そのうち約1週間は入院でしたし!)
入院する!と決まると、一旦家にも帰してもらえなくなるので
いろいろなことを激しく後悔しました。
ほかにもっと用意しなきゃいけないものがあったのでは?
もっと動かないで休んでいたら良かったのかな?
こまめは無事に生まれてきてくれるのかな?
とか…
もっと細かいことを言えば、冷蔵庫の食品の賞味期限がぁ~とか、
洗濯済ませてくれば良かったぁ~とか
くまさん、掃除してくれるだろうか~とかとにかくいろいろ!
でもこの後悔も初日くらいで、2日目からは毎日検査検査!考えてる暇なし。
移動ひとつするにも全部車椅子で運んでもらうという絶対安静!
いよいよ出産するんだーという不安と期待が混じった気持ちに変わっていきました…。
とにかく無事に生まれてきてくれて良かったと今は思います。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
>>>次回のエピソード:双子ならではのトラブル、双胎間輸血症候群で帝王切開に。NICUの我が子を見て涙
著者:ぐっちぃ
年齢:30代後半
子どもの年齢:6歳の双子
新潟県在住。働く主婦。30歳で一卵性双生児「こまめ」と「のまめ」を授かりました。只今保育園年長。女子力高い2人の女子トークについていくのに精いっぱいです!お母さんがんばる!「双子を授かっちゃいましたヨ☆」というブログで妊娠~現在までのブログも描いています。
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。