妊婦の私は、いろんなことを夢見ました。
そしてその数多の夢は、脆くも崩れまくってました。
その一つが、「息子がお兄ちゃんになってほっこり☆」計画です。
お腹に話しかけたり、一緒に赤ちゃん用品選んで楽しみにしたり。
今思えば、まだ2歳前の、それこそこないだまで赤ちゃんだった子に何を期待しとるんじゃという感じですけど。
期待……しちゃったんですよね……。
いっそひとおもいにやってくれ!と叫ぶような悪阻でしんどい中、藁をも掴む気持ちで、夢、えがいちゃったんですよね……。
そもそも息子、病院に連れてこられて、そこは自分も健診で来ていた病院だったので、完全に「自分が診られる」と思っていましたね。
なんなら逃げようとしてましたよね。
「今日はママのだから!お腹の赤ちゃん見るんだよ!」とどんなに言っても伝わるわけなく。
私の体にツクツクボーシ。
助産師さんに連行されていきました……。
まあ、旦那ですら、エコー写真見たって実感がわかないこともあるんですから、子供なんてなかなか、ですよね。
いつまでたっても甘えん坊の赤ちゃんで、心配でしたけど、4歳になった今、息子は結構がんばってお兄ちゃんやってます。
2年がかりのほっこり。
>>>次回のエピソード:わたし、想像以上に、しんどい。 これで伝わる!妻から夫への『大変さ』の伝え方
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:うだひろえ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:4歳と2歳
マンガ家/イラストレーター。愛知県生まれ。2008年『夢追い夫婦』(KADOKAWA)でコミックエッセイデビュー。『誰も教えてくれないお金の話』(サンクチュアリ出版/監修:泉正人)が30万部を超えるベストセラーに。4歳男児&2歳女児の子育てに奔走する生活を、ツイッターやブログで垂れ 流し中。
website:http://umeyon.net
最新刊:「伝えるチカラを身につけたらダメ旦那が稼げる男になりました」
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