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娘は生まれついてのショートスリーパー。疲労で体を壊した私を救った女医さんの言葉

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育児中のママにとって、食や睡眠など生活の基本となる部分は、特に悩みのタネになりやすいですよね。

私も、生まれついてのショートスリーパーだった娘にとても苦労していました。

 

初めて授かった娘はとにかく睡眠時間が短く、産後直後〜3ヶ月の間、娘は昼夜問わず30分寝ては1時間泣き…を繰り返す日々。

半年経っても夜間に3時間続けて眠ってくれることはありませんでした。

はいはいができるようになれば、自分で歩くようになれば、◯◯するようになれば寝るよ、といろいろな人からアドバイスをもらいましたが、すべて当てはまらず。

小児はりなどを試した結果、ようやく1歳半で初めて朝まで眠ることを覚え、生活リズムが整いはじめた娘でしたが、就寝は23時、起床は6時と大人並み。

そして、1歳半にしてすでにお昼寝を拒否するように。

睡眠時間が極端に短いことは心配だったし、せめてもう1時間早く寝てくれたら、少しでも自分の時間が持てるのに…とストレスも溜まります。

 

早く寝付かせるため、毎日朝から公園へ出かけ、1日じゅう外で過ごしました。

そして、夜は20時に布団へ。

絵本を読んで、21時前には電気を消し、私は狸寝入りを決め込みます。

が、暗闇の中1人でブツブツ独り言を言ってみたり、私の体に馬乗りになったり、髪の毛を引っ張ってみたり。

ひとしきり遊んでようやく寝入るのは、結局23時頃。

 

小児科医や行政の育児相談に出かけて睡眠時間が短いことを相談したこともありましたが、皆一様に『日中疲れさせてみたら?』というばかり。

体力に自信のあった私でもさすがに疲れ果て、日中公園へ連れていくのも段々億劫に。そのうち、体を壊して寝込んでしまいました。

 

そうして迎えた2歳児検診の際、小児科医との面談があったため、半ば諦めつつ眠らないことを訴えてみました。

すると、すでに孫もいるというベテラン女医さんはこう言いました。

「うちの子もそうでした。お母さん、諦めてください。稀に睡眠中枢の発達が遅い子がいて、そういう子は何をどうしたって寝ない。体が丈夫で発育に問題ないのなら、お母さんが疲れないようにお母さんのペースで過ごせばいいんです」

自分の気持ちをすべて肯定してもらえたことで、なんだか肩の力がすーっと抜けるような気がしました。

同時に、あと1年、いや半年早くこの女医さんに出会えていたら、と思いました。

 

それからは、娘が上手に眠れるようになるまで、自分のペースを大事にしていこうと開き直り、ほんの少し育児が楽しくなりました。

自分の子どもがなかなか眠ってくれないと悩んでいるお母さんは多いと思います。

そういう方には、

「お母さん自身を大切にしてあげることが、子どもを守ことにつながるんですよ」

と言ってあげたいです。

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著者:MACHI
年齢:36歳
子どもの年齢:42ヶ月(3歳6ヶ月)

出産直後から娘に振り回されっぱなし。母親業は体力勝負!を痛感するフリーライターです。泣いたり笑ったり怒ったり 、お母さんって忙しいですよね。そんなお母さんたちが読んでほっとできる、共感してもらえるような記事を書けたらと思っています。

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