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絶え間ない痛みと恐怖で号泣…。30時間の壮絶な陣痛、そして娘誕生! by たら実

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前回夫が病院に到着してから、約20時間

なかなかお産が進まず、促進剤を使ってはどうかと提案されました。

夫もおかあさんもそうした方がいいと言っていましたが、
私は促進剤を使うことが本当に怖くて
(自然で産みたい!という意味ではまっったくなく、
促進されるって事はこれ以上痛い陣痛がくる…無理!!」というチキンな理由です。)


どうにか使わずにお産が進まないかと、椅子に座ってみたりグルグル歩いてみたり、
力を振り絞って色々試してみるも、子宮口は大して開いてくれず、
おびえながら促進剤を使ってくださいとお願いしました。

 

点滴量20からスタートしてすぐに陣痛がおきました。
痛いは痛いけど、今までの痛みとそこまで変わらない…
と思ったら、違いました。

上の漫画の図の様に、痛みのピーク時間がめちゃくちゃ長いんです。

しかもここまで平均一分でおさまっていたのが、一分じゃ終わらない。

反して休憩時間はどんどん短くなったいき、
徐々に増えて行った点滴量が110になった時(最大120)、
陣痛の休憩時間が消えました。

長いピークの痛みがおさまってきた…?と思った瞬間にまた次の陣痛のピークがくるんです。

もう休憩すらできない!?と、痛さと恐怖でまた大パニック。

気付いた看護師さんが点滴量を少し下げてくれて事なきをえましたが、本当に怖かったです…。

 

そんなこんなでそこからさらに5~6時間、気力も体力もぎりぎりで叫べなくなり無言でブルブル震えていると、
ぼしゅ!という音と共に、足元からバケツひっくり返したような水がドバー!と。
ついに破水し、その瞬間やっと子宮口が全開になりました。

そこからはもうあっという間で、
陣痛の合間にダッシュで分娩室に走り(産まれる!と思ったら全然動けた)
途中先生に「産まれやすくなるからおまた切りますね。麻酔するから大丈夫ですよ」と言われ快諾し
(もうこの陣痛の痛みの気がそれるならドンドン切ってくれ、むしろ麻酔いらないと思った)
直後の3回目のいきみで、娘 出産…!!

 

入院になってから、計30時間のお産でした。

色々な処置を受け、カンガルーケアをして、
産まれた赤ちゃんをまじまじと見ながら、
「…痛くないって素晴らしい…!!!」と、
へとへとすぎて、まずなによりお産が終わったことに感動してしまった私なのでした…┌(┌、ン、)┐笑

(次の日からはすっかり娘にメロメロ…!)

 

 

>>>次回のエピソード:「ああ私、もう寝れないんだ…」容赦ない睡眠不足生活を覚悟した瞬間

ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事

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著者:たら実

年齢:33歳
子どもの年齢:長女3歳、長男9ヶ月

転勤族の夫、やんちゃな娘、甘えん坊で寝ない子な息子とわちゃわちゃな毎日を送っております。ぐーたらオタク主婦です。朝までぐっっっっすり寝ることが最近の夢です(´3ω3`)ノ

4コマブログ「たらたり毎日。」マイペースに更新中です。

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