こまめとのまめはまだ退院するには体重が足りなかったので
私だけ一足お先に退院しました。(NICUのエピソードはこちら)
さて、子どももいないし、
退院後はしばらくゆっくりしてられるかしら~
なんて思う余裕もなく
翌日から病院までおっぱいを届けるお仕事に切り替わります!
子供がいなくてもどんどん出てくるおっぱい
しかも双子で2人分出ているのか、とにかくすぐ張る!
だいたい3時間ごとをめどに搾乳していました。
この搾乳、
赤ちゃんができたらドンドコ飲んでくれるんだろうと思っていたんだけど
こまめはNICU(のちにGCUに行くのですが)で鼻から直接ミルク飲んでるし
のまめはなんとか新生児室に来たはいいものの、
まだおっぱいを吸う力が弱く
おっぱいを直接飲んだあと、足りない分を哺乳瓶から飲みなおすという
二度手間のようなことをしていました。
入院中、急遽購入したのがこの搾乳器一式セット!
なので、退院したあとも同じように搾乳し、
2人分のおっぱいを母乳バックに入れて冷凍保存して届けるという
作業をしていたのです。
こまめは母乳を届けて面会するのみでしたが
のまめはいつも通りおっぱいを直接飲ませてから搾乳、
そして哺乳瓶でもう一回っていうのをやってましたから
1日なんてあっという間に過ぎる!
しかもさらに大変なことに、
この冬は雪の量が多く、帰宅時には私の車はゆきだるまのようになってて
自分で届けることができない!
なので、最初の1週間は母親が送迎してくれるというVIPモードでした。
(「そんな毎日いかなきゃいけないの?」なんてグチも言われましたが…)
むしろ母親からしてみたら、私の「床上げ」を心配してくれていたらしく
「動いちゃいけないのに…知らないからね」なんて言ってたっけ。
(今のところまだカラダは大丈夫みたいです・笑)
でも、自分がどうなろうと、子ども優先!って思っちゃうのは
母としての「本能」みたいなもので
そう思ったからこそ、私の母もつきあってくれていたんだと思います。
そして季節は年末年始。
クリスマスだろうが年越しだろうが変わらず通院の毎日でしたが
でも毎日少しずつこまめとのまめの成長が見られるのは嬉しかったですし
「大変ねぇ~」って言われるほど大変だと思ったこともなかったです。
そして晴れて1月3日
のまめが退院しました。
出産から半月ほどのことです。
ちょうどお正月休みだったこともあり、くまさんと2人でお迎えに行き
義実家へお正月の挨拶を済ませたあと実家へ帰りました。
嬉しさと不安と責任感といろんな気持ちが詰まったまま育児スタートです。
私もそうだけど、のまめだって今まで看護師さんたちに万全の体制で見てもらってたのを、私ひとりにゆだねることになったんだから不安だったに違いない(笑)
さらに翌日からはまだ入院しているこまめのお見舞いに通わなければならないのだ。
(ここは悩んだ末、実家の母にのまめをお願いして行きました。
さすがにこの雪の中、のまめを連れて病院通いはかわいそうだと思い…)
でものまめがいると、今までのように「毎日通院」もだんだん難しくなってしまい
こまめに「ごめん」と謝りながら1日おきに通うこともありました。
母乳がなくとも子は育つもので(看護師さんたちのおかげです)
こまめもその後がんばって成長してくれて
のまめの退院から1週間後、こまめも退院しました!
(ラッキーなことに日曜日で、くまさんとのまめとみんなでお迎えに行きました)
そしてここから双子育児のスタートになるのです。
著者:ぐっちぃ
年齢:30代後半
子どもの年齢:6歳の双子
新潟県在住。働く主婦。30歳で一卵性双生児「こまめ」と「のまめ」を授かりました。只今保育園年長。女子力高い2人の女子トークについていくのに精いっぱいです!お母さんがんばる!「双子を授かっちゃいましたヨ☆」というブログで妊娠~現在までのブログも描いています。
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