出勤が早い夫の目覚まし時計は、朝5時半頃から鳴り始めます。
そうして、夫が起きるまで、10分毎に鳴り続けるのです。
このアラームで一番に起こされるのは、夫ではなく、昼夜問わずの授乳で寝不足続きの私。
自分が起こされるだけでもイライラするのに、寝ている息子まで起こされた時は最悪です。
泣きじゃくる息子を抱っこで落ち着かせてから、また授乳。
寝不足だけではなく、ストレスまでもが積もる一方。
こうして、息子が6ヶ月になった頃。
夜泣きも始まって熟睡すらできなくなった、ある朝。
溜まりに溜まった私のストレスが、爆発しました。
授乳でやっと息子を寝かしつけた私。
自分も眠ろうと目を閉じたその瞬間に、目覚ましのアラームが鳴り始めたのです。
私はすぐさま夫の方に行き、アラームのスイッチをオフ。
そのまま、夫を叩き起こして言いました。
「いい加減にしてよ!」
ところが、怒った私とは対照的に、まだまだ眠た気な夫。
そんな夫の態度が、私の怒りに火を付けました。
「目覚ましで起きられないなら、寝ないで」
「それか、別の部屋で寝るかのどっちかにして」
「チョー迷惑!!!!!」
もう、言い出したら止まらない。
堰を切ったように、夫を責め続ける私。
しかし、そんな私に対し、
「ごめんなさい」
と平謝りしかできない夫。
これでは全くらちがあきません。
そこで、イライラするのを必死で抑えつつ、私は2つの案を提示しました。
1.寝室を別にする
2.目覚ましで息子を起こした場合は夫が面倒をみる
それ以外は、一切NO!
こうすれば夫は別の部屋で眠り、私は自分と息子のペースでゆっくり眠ることができると思ったからです。
ところが、夫が選んだのは、2の方。
「みんなで一緒に寝たい」
とお願いされてしまいました。
「マジか・・・」
本当は、夫には別の部屋で眠って欲しい。
でも、今更そんなことは言えないし、夫も反省している様子。
私はしぶしぶ2の条件で、今まで通り夫と一緒に寝ることにしました。
しかし、ルールに反して夫は全く起きません。
むしろ、アラーム音を小さくしたことで寝起きは悪くなり、その結果息子を起こしてしまう始末。
こうして、朝の夫の寝かしつけが習慣となりました。
疲れている時こそ、起きられない。
起きられないからこそ、目覚まし時計で息子を起こし、寝かしつけでまた疲れが溜まる。
夫は、まさに負のスパイラル状態です。
もちろん、そんな夫をやっぱりかわいそうだと思う時もあります。
私が替わると、声を掛けようか悩む時もあります。
でも、ここで私が手を出してしまったら意味がない。
どうしても夫に優しく接することができません。
とは言え、このままではいつか夫にも限界がくるはず。
息子のためにも、お互いがストレスいっぱいの状態で夫婦喧嘩をするのはどうしても避けたいところ。
やっぱり卒乳までの間、寝室を別けるべきかどうか悩んでいるところです。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:yuuumerrn
年齢:30代
子どもの年齢:8歳、6ヶ月
2人息子のママ。渾身の想いで授かった2人目がかわいすぎて、保育園に預けないよう画策してるのは夫にナイショです。
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