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飲む点滴!7ヶ月まで続いたつわり中に重宝した、栄養満点&安心な手作りドリンク by 麻生玲菜

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つわり中など、食欲がないときにぴったり!「飲む点滴」甘酒を活用したジュースレシピをご紹介!甘酒の詳しい作り方も♪

季節の変わり目は体調を崩しやすいもの。身体づくりにもぴったりです!

 

今回は、特に妊娠初期の方向けのレシピです。

私もつわり中に飲んでいた、フルーツ甘酒をご紹介します。

 

甘酒には、酒粕を溶きのばして砂糖を加える方法と、米麹を発酵させて作る方法の2種類があります。

酒粕から作られる甘酒はアルコールが含まれるので、妊婦さんにはNGですが、米麹を発酵させて作る甘酒は、発酵食品でアルコールが含まれないので妊婦さんも飲んでOKです。

 

甘酒は、冬に温めて飲むイメージがあるかもしれませんが、昔は夏バテ解消・疲労回復の飲み物として、暑い時期に重宝されていました。

「飲む点滴」と言われるほどの栄養たっぷりなので、食欲がない時の栄養補給としてもオススメできます。

フルーツと合わせることで、ビタミンCも摂取できますよ。

 

【フルーツ甘酒】

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【材料】(2人分)

甘酒(ストレート) 250ml

キウイ 1個(120g)<皮をむく>

(蜂蜜 小さじ2)

【作り方】   

ミキサーに材料を全ていれて攪拌して完成!

 

私自身、妊娠2か月から始まったつわりが、4か月にピークになり、7か月頃まで続きました。

この5か月間はムカムカする、ニオイに敏感になる、だるさが続く日々。

そんなつわり中は、基本的には「食べられるものを食べる」と楽観的に考えていました。

中でも今回紹介した「フルーツ甘酒」はスッキリして飲みやすかったので、フルーツを苺やブルーベリー・アサイー・バナナ等に変えたり、豆乳やヨーグルトを混ぜたりする等、味に変化をつけながら毎日少しずつ飲みました。

あまり食欲が出ない時期に、フルーツを混ぜた甘酒は、スッキリと飲めて本当に助かりました!

 

つわり中など食欲がない時、特に甘酒をオススメする理由は、何といっても甘酒に含まれる栄養素です。

ビタミンB群、葉酸、グルタミンなどのアミノ酸、ブドウ糖などが多く含まれており、まさに「飲む点滴」

効率よく栄養を摂取することができます。

また、米麹に含まれる食物繊維やオリゴ糖は、腸の働きをよくしてくれます。

特に妊娠初期は、便秘気味になる方も多いので、胃腸の調子をととのえるにはぴったりです。

 

材料となる甘酒は、家庭で作ることもできます。

 

【手作り!炊飯器でつくる甘酒】

【材料】

米     1合<研いでおく>

水 800ml程度

乾燥米麹(みやここうじ使用)  200<ほぐしておく>

水 200ml

塩     少々

【作り方】   

① 炊飯器に米と水を入れ、お粥モードで炊く

② ①のお粥に冷水を加えて(60℃くらいの温度にさげて)、米麹を加え、しゃもじでひと混ぜする

④ 炊飯器の蓋を開けたまま、ぬれ布巾をかけて、保温スイッチを入れ、保温した状態で(炊飯器の中身を50~60℃に保ちながら)6時間ほど発酵させる(※麹は50~60℃で発酵します)

⑤ 2時間に1回のペースでかき混ぜ、お好みの段階まで発酵させて完成!

 

手作りの甘酒は、冷蔵庫で10日程保存できます。

時間はかかりますが、ごはんの甘みが感じられる、優しい甘酒を作ることができます。

是非試してみてくださいね。

 

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著者:麻生怜菜
年齢:33歳
子どもの年齢:1歳

長崎県生まれ。全国を転々とした幼少時代を過ごし、旅行好きの両親の影響もあり47都道府県全ての地域食材、郷土料理を食べて成長する。
大学卒業後、営業職を経験。結婚後、旦那さんの実家がお寺であったことをきっかけに、お寺行事食に関わり、伝統的な和食に興味をもつ。
日本の伝統食、特に精進料理の考え方や調理法、食材などに感銘を受け、伝統的な調理法や食材を、現代のトレンドと融合した食文化の発信する場として、2011年より「あそれい精進料理教室」を主宰。

2015年より料理教室応援サイト「 #FunCookingLab in the Kitchen」代表。 

・HP
あそれい精進料理教室 
#FunCookingLab in the Kitchen 

・ブログ
麻生怜菜オフィシャルブログ「寺嫁ごはん」

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