こんにちは、少し凝った料理を作ろうとするといつも失敗する、いそめしちかこです。
今でこそほぼ毎日家で食事を作っている私ですが、独身時代は外食することが多く、家でご飯を作ることはあまりありませんでした。
一人暮らしで、なおかつフルタイムで働いていたので料理をする時間がなかったこともありますが、そもそも料理をする事に興味をもっていませんでした。
「とりあえず栄養が取れればいい」という感覚だったので、新しい食材にチャレンジしたり、変わったレシピを試してみたりという事もなく、知っている食材、食べた事のある料理ばかりを作ってきていました。
そんなこともあってか、離乳食を作る時に「初めて出会う食材」もあります。
今回取り上げる「パプリカ」もそのうちの一つでした。
離乳食の本を見てみたところ、パプリカを乳児に食べさせるためには、まず皮を剥き、みじん切りにすると書いてありました。
皮をむく方法は「1/4に切り、耐熱容器に入れて、ラップをしてから1分半加熱すると、スルスルと簡単に皮が剥けます」とのこと。
「なんだ簡単じゃん!」と早速レンジでチンしてから取り出し、皮を剥き始めたのですが、全然剥けないではないですか!
なんとか試行錯誤して(最後は包丁まで使って)皮剥きを終えた頃には、ボロボロに小さくなったパプリカが残りました…。
そんなわけで一応パプリカの皮がむけたので、みじん切りにして、軟飯と混ぜてムスコに出してみました。パプリカの赤い色がご飯に移って、とても食欲を誘う色合いです!見た目はとても綺麗な仕上がりになりました。
離乳食の本に「パプリカはピーマンと比べて苦みはないのでお子様にも大人気!」と書いてあったのでムスコが喜んでくれると思っていたのです。
ムスコも最初は念願のパプリカを見て満面の笑みでした。
そして口に含み…ひと舐めして……
全部吐き出しました。
その上、泣き始めました。
予想外の出来事で、思わず「ええー!?」と声が出ました。
例によって味見をせずに出していたので、ムスコが残したご飯を一口食べてみたところ、その原因が判明しました。
「に、苦すぎ…!!」
なんと苦みがないはずのパプリカが異様に苦いのです!
大人でも「うぇっ」となるほどの苦みですから苦みに敏感な子どもには相当堪えたに違いありません。
原因はよくわかっていないのですが、加熱の仕方が中途半端すぎて、無駄に苦みだけを引き出してしまったようでした。
こうして、私の初食材「パプリカ」チャレンジは失敗に終わったのでした…。
その後、試行錯誤した結果、うまくいく方法を見つけました。
次回は「パプリカリベンジ編」です。お楽しみに!
著者:いそめしちかこ
年齢:31歳
子どもの年齢:1歳
関東在住、育休中のウェブディレクターです。「赤ちゃんのにがおえジェネレーター 」や「育児妖怪図鑑」などを個人で作っています。ブログではほぼ毎日育児漫画を更新中です。すぐに鍋を焦がします。
○ブログ:いそがしくてもメシ
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