はじめまして。もうすぐ2歳になる双子男児の母をしていますpikaといいます。
いまでこそ二人だけで遊んだり、両手をつないで歩けるようになった双子たち。
ですが、まだ首も座らない乳児のころは、私一人で同時に抱っこすることもままなりませんでした。
双子が同時に愚図るときは、抱っこできないほうの子はベビーラックのお世話になるか、床で泣かせっぱなしになってしまうことも…。
幸い半年ほど私の実家へ里帰りさせもらい、随分と助けられました。
車で1時間ほどの距離に住む姉も、仕事のない日の午後は駆けつけてくれました。
両親は仕事があったため、日中は認知症の祖母と二人きりになる場面が多かったのですが、抱っこされずに泣く子を見るたびに「かわいそう、かわいそう」と繰り返す祖母。
祖母に悪気はないのですが、私自身、双子に申し訳ないと感じていたこともあり…そう言われるたび、つらい気持ちになりました。
祖母はもう亡くなってしまいましたが、とても思いやりの深い人でした。
抱っこをしてくれることもあったのですが、歩くのもやっとの祖母のこと。
いまにも落としそうなその姿は未だに忘れられません…。
里帰りを終え自宅に戻ってからも、日々がその日の家事・育児で終わってしまい、なかなか双子を外に連れ出してあげられない日々。
双子用のベビーカーは幅が広く、通れる場所や入れるお店が限られることもあり、
「こんなとき、赤ちゃんが一人だったら抱っこ紐に入れてお出かけできるのに…」と思うことも。
その後、一人用のベビーカーを買い、抱っこ紐とベビーカーでお出かけをするように。
同時に泣いたら、抱っこ紐とおんぶ紐で同時に抱っこしてあげるということも覚えました。
ただ、おんぶに抱っこでしか行けない場所(エレベーターのない建物の2階にある100均など)は異国のように遠く感じられました(笑)
>>次回のエピソード:「双子はおっぱい半分でかわいそうなの!」と言われたけど…○○があるから大丈夫!
著者:pika
子どもの年齢:1歳双子
1981年生まれ。2012年、妊活の記録のため「ピカ待ちブログ」を開始。その後、体外受精を経て一卵性双胎を授かり、2014年5月に双子を出産。双胎妊娠・出産の記録である「続ピカ待ち☆MD twin DIARY」を経て現在はブログ「続々ピカ待ち☆ふたご絵日記」で双子育児の様子を漫画にしてお送りしています。
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