つわりは食べづわりで、体重が減ることもなく順調に過ごしていた妊娠生活。
毎回の検診では『胎児の大きさが一週間ぐらい小さいが、基準値内なので心配いらない』との診断。
毎月温泉旅行に行ったり友達とご飯にも行ったりと、出産前最後の生活を楽しんでいました。
しかし妊娠30週の検診の時です。
いつものように検診にいくと、胎児の大きさが前回(2週間前、28週の検診の時)より30g減っていたのです。
減っていたのは誤差だとしても、胎児の体重が全く増えていなかったのです。
私は初めて不安になりました。
もちろん妊娠初期から流産や切迫早産などの心配は常に頭にあったのですが、胎児の成長が止まってしまうなんてことは予想もしていませんでした。
先生は冷静に、
「一週間後にまた見てみましょう!」
なんて言ってましたが、私の心は平穏ではいられませんでした。
その日から原因追究に色々検索しました。
しかしすればするほどいろんな情報が舞い込んできて不安は増す一方でした。
この時ばかりは次の検診の一週間がすごく長く感じました。
発達不全、病気、色々なことが頭をよぎりました…。
でも自分にできることは、よく食べて安静にして胎児に栄養を与えることしかできませんでした。
毎日おなかを眺め、胎児に『大きくなってるんだよ!』と話しかけながら一週間を過ごしました。
そして検診の日、不安をかかえながら病院へ…。
先生も、
「前回増えてなかったんだってね、ちょっと見てみるね」
と。
ドキドキ…。
「今回はちゃんと大きくなってますよ!」
涙が出るくらいうれしかったです!
前回より400g近く成長してくれていたのです。
まだ小さめではあるけど、成長しているからすぐに入院する必要はないとのこと。
そのまま家に帰ることができました。
親も夫も私以上に心配をしてくれていたので、今回の検診報告にみんな安心していました。
まだあと二か月妊娠生活は残っています。
いろんな不安がありますが、考えすぎてストレスになるのが一番良くないということを学びました!
『自分だけじゃなくみんな不安を抱えながら頑張っているんだ!生まれてくる赤ちゃんの為にも頑張らないと!』
って思いました。
母はこうして強くなっていくのだと…。
長い妊娠生活、いろんな不安がどの妊婦さんにもあると思います。
そして妊娠・出産に絶対はなく、常にいろんな危険と隣り合わせなことを学びました。
今まで通りの生活も大事だけど、やっぱり体を気遣い、規則正しい生活を送ることでストレスフリーを目指す!
これが大事なように思いました。
妊娠中は知らず知らずのうちに体に大きな負担がかかっています。
今まで通りできても、いつもより休息を多めにとる、食事に気を付けるなど自分自身で気を付けていかなければいけないと思いました。
元気な赤ちゃんを産むためにあとちょっと頑張ります!!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:ゆめ
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