23歳冬、高校のクラスメイトで長い付き合いのある夫と当時そろそろ結婚したいね、子供ができたらかわいいだろうね、なんていっていた矢先のまさかの妊娠判明。
私は服飾専門学校を3年で卒業しアパレル会社に入りやっと慣れてきたかなという2年目、夫は大学3年から大学と平行してデザイン学校の夜間に通い大学を卒業、夜間もまもなく卒業、就職先も決まりそうという時。
つまりちょっとフライング妊娠。
出来ちゃった結… あ、いやいや、「授かり婚」です!!!
とはいえ、私自身は早く子供が欲しいと考えていたので最初の感情はやっぱり
「嬉しい!」でした。
しかし、喜んだのもつかの間、ひと1人の人生をお腹の中に抱えていることの重さを自覚した瞬間、襲ってきたのは責任と不安でした。
職場では何と言われるだろうか、両親はあきれるだろうか、お金はいくらいるのだろうか、仕事は続けるべきなのか、彼(夫)にはいつ言おう、何て言おう・・・・
1人でかかえるにはあまりに考えることが多すぎたため判明初日は、
どんな名前にしようか、
女の子だったら・・・
男の子だったら・・・・
どんな顔になるかな、
夫似・・・
私似・・・・・・
とりあえず夫に報告するまでは楽しいことだけを考えて過ごすことで日常生活をなんとか維持していました!
ちなみに報告した夫の反応はというと、
もともとかっこいいセリフなんて言えないことくらい知っていたんですが、
「産もう」って。
なんか他に言葉出てこなかったんかい!
でもあたふたした様子を私に見せまいと落ち着いている"フリ"をしてくれたことには感謝しています。
それだけでいっぱいいっぱいだった気持ちがだいぶ楽になりました!
それでも夫には夫なりの不安がよぎったのだろうと思い、
後でどういう気持ちだったのかを聞くと、
「覚えてないけどたぶん焦ってたと思うよ。あ、でも嬉しかったと思う。確か。」
だそうです。
なんじゃそりゃ!
夫には身体の変化は現れないし、私の姿も見た目では変化もないし、「妊娠したよ」と言われただけで実感するのは難しいよね。
でもこの時確かにいました。
・←このくらいのミニハルが!!!!
こうしてやんわりと家族3人、歩み始めたのでした~
>>>次回のエピソード:大根フットとビッグヒップもこんにちは~!最強服マキシ丈ワンピを検診に着ていって大失態の巻
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ナナハル
年齢:25歳
子どもの年齢:1歳
アパレル会社にて子供服の企画デザインに携わるも2014年7月やんちゃすぎる息子"ハル"の出産を機に退職。
1歳を機にインスタグラムにて「ナナハル絵日記」を開始。毎日の何気ない出来事や1ヶ月ごとの成長記録イラスト、4コマ漫画を投稿中。
たまにハンドメイドも。
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