42歳で思いがけない妊娠でした。
上の子が7歳、その後2回流産し、もう年齢的にも無理だねととっておいた新生児用品を全部処分したら妊娠が判明し、本当にびっくりしました。
フルタイムで働いていたので、産前6週まで普通に働き、産休に入りました。
もともとむくみやすい体質だったのですが、だんだんむくみが取れなくなってきて、尿たんぱくも出るようになってきていました。
以前の妊娠でもこんなにむくんだことはなかったなあと思いながら、塩分を控えるように言われて控えるようにしていました。
が、むくみはひどくなる一方で、血圧も少し高めになってきました。
予定日を間近に尿たんぱくの状態を調べたりしたいから、早めに入院したほうがいいといわれましたが、小学1年生の娘を見る人がいなく、実家の母が来る予定になっていたので、母が来れば入院できますといって、予定日の3日前に入院しました。
もともと高齢出産でもあり、自宅からも近かったため、総合病院に通っていました。
入院の前日、万が一の帝王切開にも控えて、術前検査もすべて終わらせていました。
入院して、再度採血をしたのですが、先生から「ご主人と一緒に話があります」と言われ、話を聞くことに。
妊娠高血圧症候群が軽症と思っていましたが、重症化しているので、ここで出産は厳しい、周産期センターのある病院に転院したほうがいいといわれ、急遽救急車で周産期センターに入院することに。
妊娠高血圧症候群は胎盤から出る物質が原因のため、赤ちゃんを産むしかないとのことで、促進剤を使って今日生みましょうと言われていましたが、時間が遅くなってしまったこともあり、翌日に延期。
朝9時から陣痛促進剤を使用し始めました。
なかなか陣痛が強くならず、促進剤の点滴が1本ほとんど入り切ってしまい、診察してもらいましたが、子宮口があまり開いていないので、この点滴が入り切っても変わりなければ明日また仕切り直しましょうということになりました。
今日は生まれてこないのかとがっかりして分娩室に戻ったのですが、そこから急に陣痛が強くなりだし、破水したらあっという間に生まれてきてくれました。
ちょうど16時でした。
出血も1000ml以上あり、血小板も少なくなっていたので、鉄剤を処方されました。
その後、5日間入院しましたが、退院前日体重を量るように言われ、量ってみたら10Kg近く減っていて、おかしいと思ってもう一度量ってみましたがやっぱり変わらず10Kg近く減っていました。
それだけの水をため込んでいたんだなあと思ったらほんとビックリでした。
腎機能が相当悪くなっていたようです。
妊娠中15Kgぐらい体重が増えていたのですが、もう少し早く採血とかしていたらよかったんじゃないかと思わされました。
出産後、2か月経って血圧も徐々に落ち着いてきました。
一時期はどうなることかと本当に心配でしたが、母子ともに無事だったので良かったです。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:anna
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