こんにちは、ぴの字です。
突然ですが、うちは娘が1歳半の頃からマレーシアにステイしています。
5歳になった現在は都市部に住んでいるのですが、越してきた1歳半当時はタイにほど近い田舎の方に住んでいました。
元々国民がマレー系・インド系・中華系に別れる多民族国家の上に、タイ、バングラディシュ、ミャンマー等々、海外からの出稼ぎの方も多い町です。まさに人種のるつぼ。
都市部では共通語として殆どの人が英語でしゃべりますし、日本語が通じる人もそれなりにいるのですが、田舎の方はみなさん民族の母国語がメイン。共通語はマレー語のことが多く、ほとんど自民族としか交流がないので英語はカタコトしかしゃべれないという人も一定数います。
そんな場所ですので、当然のように「日本語?なにそれ?」状態。
現地の方と色々とコミュニケーションを取る機会はあったのですが、マレーシアの人たちには、娘が日本語を喋っているのか宇宙語を喋っているのかがわかりません。
わからないんだけど、きっと日本語を喋ってるんだなと思ってうんうん、ときいてくれます。
まあ、大人ですから、赤ちゃんがやりたいことなんて、口で言わなくてもなんとなくわかるものですよね。
そして娘は、相手が何を喋っているのかなんとなくわかっていたようです。
お互いに言葉は通じてないのに、なんとなく通じあってるこの状況。
小さな赤ちゃん同士は特にそうです。すぐに言葉を超越してしまいます。
お互いが違う言語を話しながらコミュニケーションが成立してしまうんです。
結果として、
娘、これでいいんだ!と思い込む。(多分)
オイイ~~~~!!!!つまづいた段差、ちょっとデカすぎやしませんかねーーーーーーーーーーーー!!!!?
元々言葉の遅れがあった娘、何と、それまで話せていた数少ない日本語すら手放し、
完全なる宇宙語時代へと突入。
これがまさに宇宙語としか表現できない言葉なんですな。
なんなのその3,4個の音が混じったような複雑な音は!!!!
カタカナにすら起こせないよ!!!!!
なんとか日々オウムのように同じ質問と回答を繰り返し、すぐ「お名前」と「年齢」は言えるように戻りましたが、しばらくはつらい戦いが続きました。
悩んで相談しようにも相談できる人もおらず・・・
一時帰国の際に小児科の先生に聞く感じでは、
とのことでしたので、なんとなく楽観的に構えるようにはしていました。
だって悲観しててもなんもしようがないんだもん。
バイリンガルを育てているお母さんってすごいわ!ほんと!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ぴの字(猫田 ぴの字)
年齢:36歳
子どもの年齢:4歳
北海道出身、現在南国マレーシアで育児奮闘中の主婦漫画家。なんとかまったりやってます。海外での子育ては、右も左もわからないぜ!
ブログ:ぴのにっき(・|・)漫画絵日記
書籍:マレーシアで子育てしてます。 ~ぴのにっき~
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。