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もう一生何も美味しく食べられないと思っていた苦しいつわり期

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妊娠が分かって幸せいっぱいだった妊娠2ヶ月半ば頃…やつは突然やってきました。

そう、つわりです。

初めは今まで好きだったニンニクの匂いが何となく不快になったり、歯磨きの時に歯磨き粉の香りが気になったり…程度の軽いものでしたが、そこから2週間程たって3ヶ月に入る頃には、お腹が空くととにかく気持ち悪くなり、一番食事の間隔が空く起床直後は、起きたと同時にキッチンのシンクで胃液を嘔吐する毎日…(汚い話ですみません)。

昼間はお腹が空かないように、ちょこちょこと食べられるものを胃に入れるようにはしていましたが、日々食べられるものが減っていきました。

最初はサッパリしたグレープフルーツや冷やし中華を好んで食べていたものの、 それも2週間ほどでブームが去り、見たくもなくなる始末(笑)

その後はサラダとかんぴょう巻き・お稲荷さんブームがやってきて、すし飯には2ヶ月くらいお世話になりました!!

 

と言っても、やはり朝の嘔吐は変わらず…さらにそれからどんどんと水が苦手になり、シャンプーや歯磨きをするととにかく吐き気を催してしまうため、お風呂に入りたくない病が暫く続きました。

特に食後や夜だと調子が悪かったため、入れるときは夕食前にお風呂に入ることでいくらか症状は改善するものの、吐き気を催さない日は無かったと思います。

 

産婦人科の先生からは、

「つわりは異常な症状ではないし、いずれは楽になってくるから」

と言われるだけだったので、特に薬を飲んだりはしませんでした。

ただ日中は起きているのもしんどい時期があり、匂いの刺激が多い家事はほとんど出来なかったので、実家から母に来てもらい、買い物や旦那さんのご飯の準備をしてもらっていました。

母もつわりが酷かったとのことで私の体調を理解してくれていたので、本当に助けられました。

 

食べられるものが減り、寝ている時間が増えて体力も落ち、

「こんなんでお腹の赤ちゃんは元気に育ってくれるんだろうか?」

と不安になったことも多々ありましたが、検診のたびに元気に育っている胎児を見ると、それだけで辛い気持ちが励まされました。

 

そんな時期が、私の場合は5ヶ月に入る頃まで続きました。

ある朝から吐き気は催すものの、嘔吐はしないというようになりました。

もうすぐ戌の日の安産祈願に行くという頃だったと思います。

その頃になるとお腹もちょっとだけポコっとしてきて、胎動のような動きも感じるようになりました。

つわりの症状が少し楽になってきたことや、自分の体の変化が素直に嬉しかったことを覚えています。

 

戌の日を迎える頃にはすし飯以外のご飯も少量ながら食べられるようになり、お祝い膳は美味しく頂くことが出来ました。

その後は1度も嘔吐する事なく、ほぼ何でも食べられるようになり、もうすぐ臨月に入るところです。

 

つわりが酷かった頃は、食べる事も起きる事も辛くて、生きてる事さえ嫌になってしまう時期がありましたが、産婦人科の先生がおっしゃる通りつわりは異常では無いし、必ず終わりが来るんだと改めて思いました。

今となっては、幸せなことなのに何でそんなに悲観的になっていたんだろう(笑)?とまで思いますが、そのときは本当に辛かったです。

特につわりの症状がほとんど無い人もいると聞いていたので、何で私だけと言う思いが強かったと思います。

 

でも今思えば、2ヶ月から5ヶ月の間、お腹に赤ちゃんがいる実感はつわりしか無かったと思います。赤ちゃんからのメッセージだったのかな??

これから出産というさらに大きなイベントが待っていますが、辛いつわりを乗り越えた自分ならきっと頑張れるだろう!と今は思えています。

つわりに苦しんでいる皆さんも頑張って乗り切ってくださいね!

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著者:真湖

初めての妊娠で、とにかくひどいつわりに悩まされた経験から体験記を書かせてもらいました。つわりに苦しむ妊婦さんのお役に立てればと思います☆

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