はじめまして、ちちかわと申します。
現在小学一年生の長女を筆頭に、二学年差ずつの三きょうだいと暮らしていますが、
自分が子育てをした結果、育児に関して確実に言えること、それはただ一つ。
子供というものは、同じ両親から生まれても、同じ環境で育っても、
生まれつき、それぞれまったく異なる個性を持っている。
ということです。
生まれつきの個性のひとつの例として、今回はうちの三子をサンプルに、
「こどもの寝相」を取り上げてみたいと思います。
まず長女の寝相は、坂を転がり落ちるかのようにゴロゴロと移動するタイプ。
ほぼ必ず隣の人が上に乗られたり蹴られたりするので、とてもつらいです。
旅行先などのベッドで寝ると、隣の親を乗り越えてまで床に落ちるため、
将来的にも二段ベッドは避けたほうがいいね・・・と話しています。
次に長男の寝相は、背泳ぎで水面を蹴るようにズリズリと背中で進むタイプ。
イノシシのごとく一直線に突っ込んできて、当たると痛いし、壁にぶつかると
部屋全体が震えるほどのすごい音がするので、とてもつらいです。
いま思えば妊娠中から、お腹を蹴る力がとても強い子でした・・・。
末っ子次男の寝相は、亀のように丸まったままモゾモゾと動きまわるタイプ。
巣穴に入るモグラのごとく、人の股間などに潜ろうとするので、とてもつらいです。
0歳の頃からうつぶせ寝が好きで、低月齢のうちは心配しました。
このように、寝相のポーズに限らず、寝起きのようすや眠りの深さなどなど
実のきょうだいでも本当に驚くほど違っています。
二人目以降は往々にして、一人目で通用したやり方やら
重宝していた便利グッズやらが全然役に立たなかったり、
発達のしかたがあまりにも違って戸惑ったりすることがよくありましたが、
最近やっと、すんなり開き直れるようになりました。
産後に実母から教わった育児の知恵は、古い知識が多く合わない点もあったけれど
唯一、「育児なんて100人いれば100通りだから」という言葉だけは
しんどい時期にも励みになったことを覚えています。
そしてこちらが、ある晩の我が家の様子です。
ひとことで言うと「カオス」です。誰一人として毛布も枕も使ってくれないし。
まあ夫に言わせると、私自身も睡眠中は相当ひどい姿勢で寝てるらしいので
結局は親に似るということなのかもしれません・・・。
著者:ちちかわえみぞう
年齢:アラフォー
子どもの年齢:長女7歳、長男5歳、次男3歳の七五三トリオ
育児中の自由のなさ、動けなさを、Twitterで解消するしがない主婦。一人でこっそり食べるアイスが一番の癒やし。
ブログ:手すさびに紅き萱穂を
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