現在元気いっぱいの長男みつですが、過去に手術をした経験があります。
その時の症状や入院に関する事を思い出しながらまとめてみました。

9月の初め、うっかり虫除けをせずにいたら、あちこち蚊にさされてしまいました。
すぐに痒み止めを塗って対処したのですが、
それから約一週間後…

一カ所だけ、鎖骨のあたりの腫れが残っていました。
ビー玉くらいの大きさで、触ると硬く、何か入っている様な感覚です。
いつからあったのか?
先週痒み止めを塗った時にはどんな感じだったか?
記憶が曖昧だったのですが、今まではこんな大きなしこりは無かったはずです。
インターネットで調べると、様々な情報が出てきて不安になる一方でした。
悪い病気だったらどうしよう…。

受付のスタッフに案内された通り形成外科を受診する事に。
そこでこれまでの経緯の説明をし、先生に触って診て頂きました。
痛がったり痒そうにする事もなく、本人はケロッとしています。
そして言われたのは

せっかいかじょーひしゅ??
キョトン顔の私に、先生がメモ用紙に丁寧に「石灰化上皮腫」と書いて説明してくださいました。

今すぐに慌てて取らなくても良いとのこと。
幼児の全身麻酔で万が一起こるかもしれないリスクの説明をされ、
身体への負担を鑑みて、数年先まで観察してみよう、となりました。
悪いものではないから大丈夫。
そう安心して帰宅したのですが、その一ヶ月後…

まさかの悪化!痛がる様子は無いものの、肌表面が青紫になり、中の方で膿んでいるようでした。
慌てて再び病院へ。
同じ先生に診察していただくと、一ヶ月前には無かった炎症を起こしていて皮膚の中に膿が溜まっていました。
何よりこの青紫の見た目に私の方が不安で耐えられなくなり、
先生と相談の上、11月の初旬に2泊3日で「皮下腫瘍切除術」という名目で手術をする事になったのでした。
>>>次回のエピソード:恐怖におののく叫び声。抑えつけられて点滴、そして麻酔。手術台までの辛くて長い道のり
著者:ゆむい
年齢:28歳
子どもの年齢:4歳・2歳
イラストレーター。やんちゃ盛りの兄弟の様子をほのぼの漫画で描いています。
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