避妊を徹底していたというわけでもなかったのですが、夫とは交際していた期間(約7年)もこどもができなかったのできっと自分は「できにくい体質」なんだろうなと思っていました。
私たち夫婦としては
「そのうちできるかも、できなかったら仕方がない」
というスタンスでしたが、田舎に住む実母は口うるさく急かしてきました。
私を心配しての事だとはわかっているんですが事あるごとに説教してくるのでウンザリ、子供がいない自分を否定されているようでますます頑なになっていきました。
ところが結婚1年目の2011年、すべてを変えてしまうような出来事が起こりました。
────そう、東日本大震災です。
私たち夫婦は関東に住んでいたため被害は最小限でしたが、東北の実家は結構な被害に遭ってしまいました。
自分は子供が欲しくないわけじゃない。
母を喜ばせてあげたい。
じゃあどうすればいい?
恥ずかしい話ですが、40歳目前で初めて“妊娠・出産”について真剣に考えたのです。
私は手始めにまず夫に相談しました。
夫は意外な程アッサリ同意してくれました。
というか、夫はずっと考えてくれていたけど私の気持ちを尊重してくれていたようです。
そんなわけで夫45歳・妻38歳高齢夫婦の“妊活”が始まったのですが、いざ調べ始めるとハードルの高さにびびりまくるのでした…。
これから数回に渡って私の「高齢出産までの道程」を描かせていただきます。
「高齢出産」というテーマはとてもデリケートな話題なので言葉選びや表現方法にはかなり悩むところではありますが、自分の当時の気持ちとか行動をできるだけ忠実に描いていこうと思っております。
「こんな夫婦もいるんだ~」ぐらいに気楽に読んで頂けたら幸いです。
>>>次回のエピソード:妊活をスタートした二人。ある一本の電話で事態は思わぬ方向に!?~40歳で出産するまで~
著者:もづこ
年齢:42歳
子どもの年齢:1歳8ヶ月
40歳にして娘を出産。育児メモがわりにtwitterを始めたらハマってしまい、ブログまで始めてしまいました。娘とのなんてことない日常をチマチマと更新中。
ブログ: むすめ雑記帳
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