一人目の時の悪阻がそれはそれは酷く、一日寝てばかりいました。
気持ち悪いし眠いし、とにかく布団の中にいたのを覚えています。
悪阻も長引いていたので、妊娠8カ月位になるまでひたすら寝ておりました。
8カ月を過ぎても貧血などと、なにかしら具合が悪く、体力作りは皆無だった一人目妊娠時代でした。
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しかし、ひたすら寝ていた一人目妊娠時と違い、寝ることがほぼゆるされない二人目妊娠時代。
どんなに辛くても待ったなしの上の子が…。
ご飯を食べさせなければいけない、面倒見なければいけない。寝ていられない。
とにかく二人目妊娠中は大変で、世の中のママさんは大変だなぁと思っていましたね。
一人目の時の重かった悪阻と違い、二人目は比較的軽かったのが本当にラッキーでした。
寝ていたいのに散歩の日々
そして外に出ることを覚えた息子。
勿論家の中に引きこもっていられません。
当時住んでいた我が家はエレベーター無しの二階だったので、外に出るのも一苦労で、買い物に行くときは息子を抱っこしてベビーカーを持ち、長い階段を降りる。
買い物帰りの時は重い荷物も加わります。
買い物がなく、散歩だけでも悪阻中で気分が悪いのに待ったなしに抱っこ。
三輪車を持って行った日なども子どもと三輪車と一緒に階段を上がり、
「これは体力がつくなぁ」とボンヤリと思いながら過ごしていました。
そうして臨月が近づく頃には…
ちょっとした時間も常に横になりたかった私。
子どもに朝ご飯を食べさせて、さぁ一息と横になった時です
息子の足音が玄関に向かいます。
そして怪しげな音が…
何をしているのだ息子よ…ちょっと…もしかして…と、玄関を見てみますとね…
そこにはもう準備万端の息子が…っ!
こうした日々を毎日のように繰り返した二人目妊娠の日々。
全然休めなかった。
本音を言うと、もっとダラダラして過ごしたかった。
しかし、ここで培った体力が役にたつことに…
一人目も二人目も帝王切開だったのですけれども、産後の回復が全く違いました。
勿論、傷の痛みは同じですけど、動けるはやさが全く違ったのです。
あまりの違いに感動すら覚えました。
これかっ!これが体力の差か!
経膣分娩でも体力をつけておくと良いとの話は聞きますが、これは帝王切開にも当てはまるのではないかと思います。
助産師さんに興奮気味に話しました。
私「凄いですね!体力つけておくと術後の回復全然違いますね!」
助産師さん「いや、偶然じゃない?」
私「え、だってこんなに体が軽い…」
助産師さん「うん、多分偶然…」
私「ちょっ‥」
そんな訳で、何十、何百とお産に携わってきたプロから見れば偶然なことでしたが(しょんぼり)
きっと体力のお蔭で産後楽になったと信じている私がいます。
出産に体力、絶対に大事ですよね…?
>>次回のエピソード:「陣痛、経験してみたかったなぁ…」経腟分娩への憧れを消化した話
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:フクミー
年齢:34歳
子どもの年齢:4歳と2歳
勤めていた会社が潰れ無職になったのを機に妊娠を考え始め、29歳にて妊娠そして帝王切開にて出産。現在は一男一女の子育てに追われながら趣味のブログを子どもが寝静まった夜に更新する毎日。
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