こんにちは、pikaです。2歳の双子男児を育てています。
わたしが妊活を始めてから双子を授かるまでの約2年間。自己タイミングの期間も含めて、いろいろなことを試しました。
今回は、妊活で試したことのお話です。
妊活期間中、継続して心がけていたことは体重の管理と、体を温めることでした。
人には妊娠しやすいBMIがあり、痩せすぎも太りすぎも妊娠にとってよくないことが知られています。
私の場合、肥満がもとで生理が止まってしまったこともあり。一に減量、二に減量。
体重をスマホで自動記録できるタイプの体重計を買い、朝夕の体重を計測しレコーディングダイエットしました。
そのほか、妊娠に良いとされるアロマオイルやツボ、鍼灸、ルイボスティーなど、手軽に行えるものはなんでも取り入れました。
アロマやルイボスティーなど、その後もハマってしまった物もあり。今でも当時を思い出し、懐かい気持ちになります。
不妊治療が始まってからは、不妊専門の相談に応じてくれる鍼灸院にもお世話になりました。
初めての鍼灸は、とっても緊張!
もともと恐がりなため、あの長い針(でもとても細いのです)が恐く、初受診の日の朝は『謎の宗教集団に針で刺されまくる夢』まで見てしまいました…。
しかし実際に受診してみると、とても丁寧に説明をしていただき、不安も解消。
治療の周期に合わせた鍼灸を行っていただき、気分的にもリラックスして不妊治療を迎えることが出来たように思います。
人の勧めで、良いと評判の子宝神社にもご祈祷をしてもらいに行ったことも。
排卵前後に飲むというお札や、毎日唱えるための呪文などいろいろとお土産もいただいたのですが…。
お札(紙のようなもの)は何度か飲んだものの、呪文は毎日唱えられず。もともと信心深い方ではないのですが、信じるチカラが足りなかったようです。
最終的には不妊治療をし、運よく一度目の体外受精で双子を授かることができました。
途中、不妊検査の子宮卵管造影で失神しかけたり、人工授精の痛みにびっくりしすぎて夫婦喧嘩に発展したりと色々なことがありましたが。
双子を前にして改めて振り返ると、苦労した日々もまた良い思い出なのです。
夫も忙しい仕事の合間に男性不妊外来を受診してくれたり、サプリメントや漢方を内服してくれたり。
また、妻の精神的サポートという大切な役割を果たしてくれました。
夫婦二人三脚で頑張った妊活22周期。
泣いた日も含めて、今では大切な思い出です。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
>>次回のエピソード:陽性反応がでたものの化学流産に…。フライング検査だから感じた「喪失感」と「希望」
著者:pika
子どもの年齢:2歳双子
1981年生まれ。医師。2012年、妊活の記録のため「ピカ待ちブログ」を始める。その後、体外受精を経て一卵性双胎を授かり、2014年5月に双子を出産。双胎妊娠・出産の記録である「続ピカ待ち☆MD twin DIARY」を経て現在はツイッターやブログなどで双子育児の様子をお送りしています。
ブログ:「ふたご絵日記」
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