ご主人にも、どうか伝わってほしいなと思うことがあります。
奥様が出産されて、きっといろんな事が変わりましたよね。
ごはんのメニューや「いってきます」が変わる。
夜帰ると寝ていたり(しかもとんでもなくはだけていたり)、
泥棒でも入ったかというお部屋だったり、
外食もろくにできなくなるし
寝かしつけ中に音をたてたら怒られるとか。
『「男の子ママ」の悩みをぶっとばす言葉』より
我が家も初めはそうでした。主人からすると、なんて理不尽なんだと思っていたことでしょう。良かれと思ってとった行動も喜ばれなかったり、奥様は赤ちゃんに夢中で自分はないがしろにされているような…。
産後は奥様が豹変してしまったように感じるかもしれません。
でも、産後の変化は子どもを守るための動物的な本能で、ホルモンのせいでもあるんです。
だから今は少しだけ、長い目で見てほしい。
ぎくしゃくした時期もあった我が家ですが、少しずつ二人の時間を捻出する努力ができるようになり、話したり、TVをみたり、お菓子を食べたりする時間が楽しみになっていきました。
主人のほうも、私と過ごすことを楽しいと思ってくれたのか、「こんな映画やってるよ」とか「ここいってみよう」とか、声をかけてくれるようになりました。
あなたがめげずに好きでいてくれる、その自信は、彼女の一番の追い風です。
あなたが選んだ、あなたを選んでくれた、
あなたの子どもを産んでくれた、大切な人だから。
ね、
大切な、
たった一人の奥様だから。
『「男の子ママ」の悩みをぶっとばす言葉』より
主人がちゃんと私を見て、客観的な意見や独創的な意見をくれることで、自分はブレずにどこまでも進んでいけます。
彼一人でも私の味方でいてくれることが、自分の人生の宝です。
ずっとそんな気持ちでいるためには、やはり大切な人を「ちゃんと」大切にしなくてはいけません。
子どものために、というのもいいですが、夫婦がお互いを尊敬できたり、愛しあって大切にしているところを見せてあげることのほうが、子どもにもいい影響になっていると思います。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
子育て奮闘中の母ちゃんドクターが書いた「男の子ママ」の悩みをぶっとばす言葉(KADOKAWA)/須藤暁子(著)
2歳と4歳の男の子を育て、医師として働く 著者が、まさに「今」、育児奮闘中のお母さんに向けて書いた言葉集。「今日も子どもを生かせたら、それだけであっぱれだ。」「忘れ物?子どもじゃなきゃいいんさ。」などなど。「泣ける!」「元気になれる!」と、共感必至の 言葉の数々。「この本が、隣にある本当に 大切なものに気付き、悩めるお母さんにとって、ほんの少し心を軽くしてくれるおくすりで ありますように」という願いを込めた1冊。