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ギャー!!本当にこれが私の顔?産後、鏡に映ったホラー映画のような自分に思わずゾッとした話

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長女を出産した時のことです。

夜中から陣痛が始まり、朝早く病院についた時にはすでに子宮口が6センチ開いている状態でした。
「このペースだと、午前中には産まれますよ。初産なのに安産ですね。」と看護婦さんに太鼓判をもらいました。

しかし、結局長女が産まれたのは夜の8時すぎ、何とも長い陣痛時間でした。

子宮口が全開になるまで時間がかかりましたが、その後分娩台に移動してから産まれるまでも時間がかかりました。
初めての出産で無我夢中だったため、何度いきんだか分からないくらい…。
最終的に長女は、医師が私のお腹の上を押して、やっと出てきました。
産後は感動と、初めて会えた我が子がかわいくて仕方ない、そんな思いでいっぱいでした。

しかし、ふと我に返るとドッと疲労感が…。

「夜中からの陣痛でほとんど寝てないし、陣痛が長くて疲れた…」そんな状況でした。
産後も母体の治療をしたり、安静にする時間があり、結局ベッドに移動したのは夜の11時ごろ。
ヘトヘトになってベッドに入り、洗面する余裕もなく眠りにつきました。

 

次の日の朝、疲れが残ったままの体を何とか起こしました。
「今日は家族が面会に来るから、洗面だけでもしなきゃ。」と思い、洗面所まで行きました。
そして洗面所で鏡の前に立ち、自分の顔を見た瞬間、思わず凍りついてしまいました。


顔中の毛細血管が浮き出たように、顔がうっ血していたのです!


鏡に映る自分の顔は見慣れた自分の顔ではなく、まるでホラー映画に出てくるような恐ろしい顔…。
思わず自分で「ギャー!!」と声を上げそうになりました。

 

よくよく自分の顔を見てみると、毛細血管の1本1本が顔に浮き出た状態です。
特にほっぺたのあたりは、青白い血管が何本も透けて見えていました。
自分の顔ながら、この時ほどゾッとしたことはありません。

うっ血の原因は、前日の出産でいきむ回数が多く、顔にまで圧がかかっていたようです。
昨晩、医師や看護婦さんは私の顔を見て何も言いませんでしたが、こんな風になっているとは…。
出産は命がけとよく言いますが、本当に母親は命をかけて産むんだと改めて実感しました。

 

その後、顔のうっ血は2日ほどで完全に消えてなくなりました。
初めての出産で、私もいきみ方がよく分からず、下手だったなぁと思います。
ちなみに次女の出産の時は、長女の時の教訓もあり、数回いきんだだけで無事に産まれてきました。
もちろん顔のうっ血もなかったです。

長女を出産後のうっ血した自分の恐ろしい顔を思いだすと、今でもゾッとします。
でも同時に「私、がんばって産んだなぁ」と、ほっこりした気持ちにもなります。

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著者:giraffe
年齢:30代
子どもの年齢:5歳・2歳

2人の女の子のママです。大人しい長女に比べて、活発な次女、同じ親から生まれても姉妹でこうも個性が違うものだと楽しみながら育児しています。最近の趣味は、安くて美味しくて、子連れでもオッケーな地元の店探しです。

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