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その手があったか!家事に集中したい夕飯前、絶賛ママっ子の息子がパパに提案したこと by 園田花ヨウ

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夫の残業が多い期間が続いた後、夫と遊べない事が多かったせいか長男(当時2歳)が「ママっ子」になりました。


長男は、私が次男妊娠中はつわりなどで具合がすぐれないため割と「パパっ子」で、

一時期はお風呂やお出かけも「パパとがいい」という感じでしたが、

次男を出産して半年以上が経ち一転、
お風呂は絶対「ママと入る!」
お出かけも「ママと行く!」

何事に関しても「ママとがいいの!」
…という状態。

 

夕飯作りに関してもいつもではありませんが、「ママママママ」でなかなか解放してもらえず、
夫が定時で帰っている時は是非子供たちを見てもらって、その間に夕飯を作りたいのですが、
何度か「ママがいい」と言われる中、頑張って子供を見てきた夫もけっこう疲れてきたのか
「ママって言ってるから、俺が見たって見なくたっていっしょだよ…」
というような雰囲気を醸し出すようになりました。

 
夫の気持ちも凄くわかるのですが(パパっ子だった時期があるので…)
でもだからと言って息子の言い分を飲んで、私がずっと相手をしているわけにはいきません。(夕食が作れないし寝る時間も遅くなるし…)

 

夫がいない日ならば「もうしょうがない」と割り切って
夕食は簡単なもので済ませたり、できるだけ短時間で料理したり(その間子供たちは泣いてたり)
上手くいくなら子供を巻き込んで料理してみたり、DVDを見せてみたりと、
色々試行錯誤を繰り返すのですが、

夫がいるとなれば子供たちを見ててもらって
できるだけスムーズに夕食作りに取り掛かりたいと思うのが心情です。

 

そしてそんな中の長男の一言が…

「パパが夕ご飯つくって」

です。

 

目から鱗でした。

「ああ…そうだよ」

「夫が夕飯を作ってくれたら子供たちは私が相手するよ」

「夫は手は空いていて妨げは何もない状態…」

「さあ…!」

「作っていいよ…!」

「どうぞ…!!!」

そんな気持ちになりました。

 

その後、夫は長男のお願いだったのもあり
なれないながらもすぐに夕飯を作ってくれました。

目玉焼きとウインナーと味噌汁とご飯という非常に簡単な料理ではありましたが
夫が作ってくれたという事がなんだかあんまり嬉しくて
デジカメで写真を撮りまくりました。(つわりの時作ってくれた以来…!)

その後はなんだかんだで私が夕飯は作っていますが
夫もたま~に、休日の朝ごはんや昼ご飯を作ってくれたりしています。(ほんっとにありがたい)

 

今現在は長男平太郎(3歳)は「ママ好きパパ好き」と分け隔てなく父母を好いてくれているので、この漫画の時期のような事はなくなりましたが、
料理にかぎらず家事も育児も夫婦で協力が私たちには必要だなと実感した出来事でした。

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著者:園田花ヨウ
年齢:30代
子どもの年齢:長男2歳・次男0歳

九州在住。長男が0歳の時に育児漫画ブログを開始。現在は子育てに、驚きやヒラメキや可愛さ楽しさしんどさを感じながらWebで育児系の漫画を連載したりしている。
育児漫画コミックス「おびえる?子育て日記」発売中。

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