地元に帰って出産し、産後は実家にお世話になるという妊婦さんは大勢いらっしゃると思います。
私もその中の一人なのですが、少し事情が違いました。
出産は茨城の病院で、退院してから東京の実家にお世話になることにしました。
その計画が決まって出産準備をしている最中、一人目出産時には無かった問題に直面しました。
産褥期でどんなに私がヘロヘロな状態でも、そんなの2歳2ヶ月の子供には関係ありません。
私に合わせて一日中、そして1ヶ月近く部屋の中に引きこもらせるわけにはいかないので、誰かに面倒を見てもらうしかありません。
しかし、実母は腰を痛めていて、
という様な状況でした。
父は平日は仕事で不在です。
それでは第三者に頼むしかないか…という事で、長男みつのお世話をお願いできる所を調べてみました。
みつは1歳2ヶ月から保育園に通っていたので、場所は変われど保育園なら預ける事に抵抗はありませんでした。
薄々勘付いていましたが、住民票が実家の市に無いと、保育園は利用出来ないと断られてしまいました。
ならば…
次にパッと思いついたのがファミリーサポートセンター。
いわゆる「育児の相互援助」で、育児の援助を受けたい人と、育児の援助を行いたい人を結び、地域の子育てをサポートする仕組みです。
保育園がダメならここだろう、と思い
公的機関はダメなのか…
なら民間に頼るしか無い。早速調べたのが
きっと素晴らしいサポートなのでしょうが、我が家の家計と複数日利用する条件を鑑みると、とても依頼出来る物ではありませんでした。
どうしよう、誰に頼ればいいの?
なんでみんなこんなに母親に冷たいの?
と悲観的になっていた時、とある口コミ掲示板で新たな情報を入手しました。
特定非営利活動法人 子育て支援サポート。
「訪問型一時預かり事業、個人保育、産後ケア」を行っているとのこと。
サポーターと呼ばれる女性が自宅に来て、子供のお世話や産褥期のお母さんの支援を行う、という内容。
藁にもすがる思いで問い合わせをしました。
ああ、やっと見つけた!助かった!
しかし、この事を夫と実家の両親に教えた所、反応はイマイチでした。
何故なら…
丁度その頃(2014年冬)個人のベビーシッターによる死亡(殺人)事件があり、連日ワイドショーで乳幼児の一時保育について騒ぎ立てられていたのです…。つづく
>>>次回のエピソード:夫も両親も困惑。二人目里帰り妊婦の救世主・NPO法人の子育てサポートって?
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ゆむい
年齢:28歳
子どもの年齢:4歳・2歳
イラストレーター。やんちゃ盛りの兄弟の様子をほのぼの漫画で描いています。
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。