こんにちは、横峰沙弥香です。
突然ですがわたくし「親バカ万歳」を信条としています。
正直に申しますと、どれだけ言葉で取り繕おうが育児は大変なことの方が多いです。
可愛い顔して私の体力と睡眠時間をダイナミックに削ってくる我が子との日々は色々とぎりぎりなところで保たれている部分が多く、
一歩足を踏み外せばダークサイドに落ちてしまうのではないか、
ただでさえ少ない私の髪の毛、なくなってしまうのも時間の問題。それは三日後か…いや、明日かもしれないなどという恐怖といつも戦っています。
そんな肉体疲労や睡眠不足、精神の疲れで疲弊した身体に活力を与えてくれるのが我が子の可愛らしさ。
この可愛さって、親である私を頑張らせるために分泌されているなにがしかじゃないだろうかと思うほどの効果です。
それに救われているのだから、親バカでいることってある種の防衛本能なのかもしれないとすら思っています。
これだけの前置きをしておいて、じゃあ何が言いたいのかというと
息子が可愛いんです。
もう世界一かわいく見えちゃうんですよね。
たったそれだけのことを言いたいだけなのに、この前置き。
たったそれだけなのに何となく言いづらい、誰かに褒めてもらったとしてもそれを額面通りに受け取ってはいけない的なルール。
ちょっと自虐的なスパイスを交えて謙遜している時の我が子に対する後ろめたさ…
そんな空気って少し窮屈だと感じることはありませんか?
もちろん、主張しすぎず出しゃばりすぎず、自分の子供も他人の子供も等しく扱い可愛がる日本の奥ゆかしい文化も美しく、素敵なものだと思います。
それでも、フランスで出会った、
我が子への愛と可愛らしさを胸を張って世界一だと言い切るマダムとの会話は
胸が弾けるほど素敵でときめくひと時でした。
>>次回のエピソード:やることなすこと何もかもイヤ!絶賛イヤイヤ期の息子を意のままに操る、わたしの裏ワザ
著者:横峰沙弥香
年齢:32歳
子どもの年齢:1歳
1984年生まれ イラストレーター。長崎県出身。2015年に産まれた息子の育児絵日記をInstagram(ID:SAYAKAYOKOMINE)で毎日更新中。
ブログ:【まめごはん】
著書:「まめ日記」
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