こんにちは、肉子です。
ここまでいろいろありましたが、とうとう体外受精の不妊専門クリニックでの本格的な治療が始まりました。
これまでの産婦人科での不妊治療と違い、病院スタッフがチームになって患者それぞれの不妊治療スケジュールを組んでくれます。
もう、ここまで来ちゃったらそのスケジュールに従って淡々と通院するだけなので完全に受け身。
ラクですね…金銭面以外は!
わたしの初診の明細書を見てくれ。
こいつをどう思う?
拡大。
初診料…
よ、4万円~!?
すごく…お高いです…。
そう、高度不妊治療はアタリかハズレか2択しかない超高レートな課金ガチャ。
初回は血液検査とかあるから特別に高いだけだと思いますか?
ちなみに、これが翌月3回の受診で回ってきた明細書の実物で~す。
拡大。
ぎょえええええ~っ!!
この悲鳴の表現にもすでに年齢が出る30代・不妊患者…。
帰りの会計時に、明細書を見せられていちいち仰け反るのでした。
7万って…4万って…。
何かの間違いじゃないかと何度も名前と明細内容を確認してしまいます。
通院を始めて、4回の通院で16万6千円が飛んで行った…。
はぁ~あ、世の中には30代だろうがアッサリ授かる人も沢山いるのに、なんでわたしは大金払わないと妊娠させてもらえんのよ…(怒)
しかもこれ、払ったからと言って必ず妊娠できるとは限らないからね。
けどまあ、ここは不妊専門クリニックであって周囲の患者さんみんな同じ思いをしている仲間だと思えるので、しぶしぶだけどガマンできました。
こういうときのためにコツコツ働いて、貯金するものだしね。ここでお金を使わなくてどーする。
今回はお金の話ばかりですみません。
不妊は病気じゃないから保険適応外という悲しい現実について愚痴らずにはいられないよぉ~。
それを言うなら、妊娠も病気じゃないから保険適応外なんですけどね。
この現実について、皆さんはどう思われますか?
わたしは未だに納得できーーん!!
不妊治療には県や市町村から助成金が出るって? はい、その通りです。
しかし、そこには所得制限という憎い壁がありまして。
ちなみに愛知県の助成金の所得制限は、夫婦の合算所得が730万以下です。
これまたビミョ~な金額設定で泣けます。
厚生省が発表している30代共働きの世帯収入平均は、ぴったり730万。
我が家はモロに30代共働き夫婦でして、制限オーバーしたため助成金ゼロでした。
全額自己負担です。
それでも、最後の情けとして確定申告で高額医療費控除を申請すればわずかに戻ってきますので「うちも所得制限引っかかった!」とお嘆きの皆さん、領収書は捨てずに整理しておいてくださいね。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:肉子
年齢:37歳
子どもの年齢:3歳・1歳
100人婚活地獄から這い上がり30歳で結婚。健康には自信マンマン・産む気マンマンなのに不妊でずっこける。成果が実り、現在は2児の母。
ブログ:ヲタ腐ダイアリ
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