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育てやすい子だと思っていた次男。一歳半検診で指摘された発達障害グレーゾーン

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「発達にやや遅れが見られますね」

検査用の積み木を目の前にして、自分勝手に遊ぶわが子に医師から告げられた一言でした。

次男が産まれたのは予定日より4日ほど遅れた寒い日のことでした。二人目だったこともあり、約5時間ほどで対面できる安産でした。特に問題もなく退院し、長男とあわせて家族4人での生活が始まったのです。上の子のイヤイヤ期と重なっていたせいもあり、やや放置ぎみの育児だったかもしれません。今となっては、あの時、もっとコミュニケーションをとっていたら違っていたかも・・・と、後悔してやみません。次男は兄を見習って一人で遊ぶ事も上手でした。教えてもいないのに月齢以上のことができていたので「うちの子は天才かも」などと話していました。

そして、ことが判明したのは1歳半検診のことだったのです。積み木なんてお手の物でした。なのに医師が「積み木がつめるかな?」と目の前に差し出すと、転がしたり横一列に並べたりして言うことを聞きません。「いつもなら何個も積み上げるんですが・・・」そう言うと「これも検査なんですよ。指示にしたがえるか?こちらの話を聞こうとするか?も診ています」「なるほど、そういうことですか」兄は発達に問題がなかったので、検診内容を深く考えていませんでした。「この子は何か指さししてくれますか?」、そう質問をうけて初めて「そういえば何か指さししたことはない!」と思い当たりました。上の子はうるさいほど指さしをしていました。イヤイヤ期の長男とは違って育てやすい子だと思っていた次男。

まさかの発達障害グレーゾーンを指摘されたのです。

帰宅してからは紹介された療育施設のパンフレットを開いて家族会議です。とても自立していた次男が発達障害の可能性だなんて信じられない!と旦那は聞く耳を持ちません。私はまず旦那を説得しなければいけませんでした。様々な発達障害のサイトを見せては、わが子に当てはまる部分を話してきかせました。

とにかく早く療育をスタートさせたかった私は、主人と次男を連れて心理士のいる児童館へと行きました。そこで同じ月齢の子供達とどう違うのかを見せてみました。親子でゴッコ遊びをする子、パパの指示にしたがってボールを転がす子、その横で人のオモチャを取り上げて走り回るわが子がいたのです。

旦那が変わったのはその日からでした。療育施設への面談に付き添ってくれたり、自閉症に関する書籍なども読破していきました。正直、私自身もまだ受け入れがたく、将来のことを思うと不安でしかたありません。今は療育施設の先輩ママたちに話を聞いてもらったり、様々なアドバイスをもらって前向きに行動することができています。

次男はあいかわらず指さしもせず、そして強いこだわりが見えてきました。でも少しづつ目があうようになり、そんなちょっとした行動が家族を笑顔にしてくれています。

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著者:ゆかりママ
年齢:34歳
子どもの年齢:1歳11ヶ月

食べることが大好きで、毎日グルメサイトばかり見ている主婦です。今の夢は家族揃って外食や旅行に行くことです。まだまだ子供達が小さく、まわりに迷惑をかけてしまうので、なかなか難しいかもしれませんが(汗)。

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