私は3回目の妊娠で初めての流産を経験。心拍もとれず、8週目の流産でした。ご縁がなかったのかなぁと思いつつ過ごしていた3か月後に再び待望の妊娠反応!
既に男の子2人がいたため、次は女の子・・・と期待するも、一度流産を経験したので無事に産まれてくれればそれで十分、という思いがとても強い妊娠期間でした。
初期はとくに胎動もないので、悪阻が軽い日は「赤ちゃんは元気なのかな?」と心配になることも。とはいえ第3子の妊娠となると上の2人の世話もあり、ゆっくり横になるのとは縁遠い生活。次男を自転車に乗せて走っていたある日、膣の辺りでぱちんと風船が破裂するような振動と共に生暖かい感触がズボンの中で脚をつたいました・・・。
直感的にこれはかなりマズイ、と思いつつもとりあえず大急ぎで帰宅。浴室で確認すると、足首までの出血と共に手のひらほどの血の塊のような「何か」が出てきました・・・。
週数はまだ12週。今回は既に心拍が取れていたけれど、安心しちゃいけなかったんだ、無理をしてしまった、と頭が真っ白に。
まだ帰宅していなかった夫に、電話で状況を説明し帰宅してもらうも、今回も流産で間違いないから急いでも仕方ない、明日の朝一で診察して貰うことにしよう、ということに。すっかり落ち込んで就寝し、翌朝婦人科を訪ねることにしました。その日の夕飯はどうしたのか、全く覚えていないほど頭が真っ白になっていました。
翌日朝から婦人科を受診。診断の結果は、なんと、赤ちゃんは「無事」!!!驚いて診察台から飛び起きそうでした。エコーを先生と一緒に見て、ピコピコ動く心臓を見たとき、本当に本当にビックリしました。
私が浴室で見た「体内から出てきた何か」は、子宮の中のおでき(筋腫)だったそうです。妊娠によって急速に子宮の形が変わり、ひだのなかに埋まっていたおできが表面に出てきたうえに、根の部分がかなり脆くなっている状態だったため剥がれて排出されたとの説明でした。
子宮の中に残っている部分はほとんどなく、きれいに出してくれたね~と先生が褒めてくれたほどでした。妊娠中の大量出血で完全に流産だと思っていた夫も報告を聞いてびっくり!
その後の経過は順調で、無事に出産し3番目も男の子でした(笑)。我が家ではママの悪いおできをキックした!ということで英雄です。生命の神秘に本当に驚かされた出来事でした。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:のんおん
年齢:37歳
子どもの年齢:12歳、9歳、1歳10ヶ月
3人の男の子のママです。私自身が一人っ子だったため反動で3人も産んでしまいました。
毎日大忙しですがタイプの違う3男子に笑わせてもらっています。
長男は慎重派、次男は大胆、三男はどんな性格になるのか・・これからの子育てがまだまだ楽しみです。
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