妊娠・出産・育児の情報サイト


大出血から始まったお産。不安で不安でしかたなかった分娩室での夜 by マルサイ

前回エピソード2度目の帰宅宣告を受け一人ぼっちになった矢先、ついにメガトン級の陣痛来襲!  by マルサイ」からの続き…

 

このままお産になることはなはそうだ。明日は早々に自宅に帰されることだろう。

陣痛がすっかり遠のいてしまうと何だか急に心も身体もリラックス。

よ〜し!久々の睡眠を堪能しようっと

布団に入り、ウトウトと眠りかけたその瞬間‼︎

f:id:akasuguedi:20170201164527j:plain

突如襲いかかった強烈な腹部の痛み、そして強い力で絞られているかのような激しい子宮収縮が始まったのです…‼︎

何が起こったのかわけがわからず、もしかしてこれは分娩開始のゴングなのだろうか?と寝ぼけた頭で考えていると、下半身に何かの液体が溢れ出る感覚が‼︎

尿漏れ⁈破水

慌ててトイレに駆け込むと、目が醒めるような赤色に目が覚める。

大出血から始まるお産は初体験だったのでかなり狼狽&震える手でナースコール。

 

「あ、遅い時間にすみません。突然お腹が激しく痛みだして、その直後大量に出血しました。今痛みは落ち着いています。」(狼狽してるのを悟られないよう落ち着いたトーンで淡々と事情説明)

「は〜い、それじゃあLDR室行きましょうか〜」(緊張感ゼロ)

 

あれっ

助産師さん様子見に来てくれないのか。まあいいや。

LDR室に移動ってことはこのまま分娩になるって見込みなんだな。

若干の不安と心細さを感じつつ、分娩室で必要になりそうなものをエコバックに詰め込み、夜中の廊下をヒタヒタとナースステーションに向かいました。f:id:akasuguedi:20170201164607j:plain

分娩室に移動すると助産師さんたちが着々とお産の準備を進めます。
この時子宮口はまだ4センチ。
4
センチというとすぐに臨戦態勢に入るわけじゃないけどこのままお産にはなりますよ、という微妙な開き具合です。

いったいここからどのくらいの時間がかかるのだろう
体力は持つのだろうか

3
回目といえども、不安で不安で仕方がありませんでした。

ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事

【助産師監修】【母親学級・両親学級特集】お産はどう進む?その時ママの体はどこがどうなる?【助産師監修】【母親学級・両親学級特集】お産はどう進む?その時ママの体はどこがどうなる?第1回目のレッスンはお産の進み方についてです。おしるしなどの予兆から陣痛が始まり、入院、分娩までどう進むのか。また入院した後に助産師が行う子宮口の開きチェックなどは何をどう見ているのか助産師の視点から説明していきます…
【医師監修】「羊水過少」とはどんな状態? その原因として考えられることは?【医師監修】「羊水過少」とはどんな状態? その原因として考えられることは?健診で「羊水が少なめ」だと診断されたら、おなかの赤ちゃんは大丈夫だろうかと大変心配になってしまいます。ここでは、羊水が果たしている重要な役割と、「羊水過少」の原因や胎児への影響についてお伝えします。…
【医師監修】「羊水過多」とは? 診断されたらどうなるの?【医師監修】「羊水過多」とは? 診断されたらどうなるの?妊娠のごく初期から、まさに生まれるその間際まで、胎児を守っている羊水。胎児が羊水を飲み、おしっことして排出することで循環していますが、その量のバランスが崩れると羊水が増えてしまうことがあり、「羊水過多」と診断されます。な…

>>>次回のエピソード:3回目でもたった一人で陣痛に耐えるのは辛すぎる!孤独に耐えられず送った夫へのメール by マルサイ

f:id:akasuguedi:20160622210215j:plain

著者:マルサイ
年齢:37歳
子どもの年齢:7歳・5歳・2歳

子どもたちが寝静まった後の大人のゴールデンタイムに描いた絵日記をインスタグラムに投稿するのが最高の娯楽。趣味は田んぼの生き物を観察すること。単行本「男子が3人います。」(大和書房)発売中!

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。