陣痛が始まり病院へ来たところ子宮口が6cm開いていると言われそのまま入院、陣痛室で待機となった私。
始めの頃こそ余裕がありましたが次第に痛みが強くなり、ただただベッドにしがみつき唸るしかなくなっていました。
陣痛の時にいいと言われていた「テニスボールマッサージ」は本当に助かりました。
夫のマッサージでかなり楽になったのを覚えています。
それと、「出産の時に使える」と評判だったペットボトルに着けられるストロー付きキャップも100円ショップで買っておいたんですが、買ったものがたまたま壊れていたらしく吸い上げることができず苦労しました。
(予備は必要ですね…)
そんなこんなでひたすらマッサージをしてもらっていましたが、なかなか子宮口が開いてこず…。痛みはどんどん増していってるのに。
何が辛いって、出したいのに「まだいきんじゃダメ!」と言われること。
「そんなん無理だよ!!」と何度心の中で叫んだか…。
深夜に診察にきたのに、気が付けばすっかり夜が明けていました。
不安でしたが分娩までにはもう少しかかりそうなのでとりあえず一睡もしていない夫にはいったん帰って休んでもらうことにし、一人で耐えることに…
陣痛室にはいくつかベッドがありましたが、たまたまその時は私一人。
耳をすますと今まさに分娩中のママさんの絶叫が聞こえて来ます。
「次は私の番かも…」とビビりまくりつつ定期的にやってくる激しい痛みと格闘していたその時、それは起こりました。
突然、下半身から「ブチン」というような音と感覚があって、股間から生温かいものがドバーッと出てきました。
「もしかしてこれが“破水”というやつか…!?」と思うのと同時に夫がいないことで軽くパニックに。
破水したらすぐに分娩になると思っていた私は、とにかく大慌てでナースコールしました。
夫不在での急展開、40歳高齢妊婦の出産は無事に終えることができるのか…!?
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:もづこ
年齢:42歳
子どもの年齢:1歳10ヶ月
40歳にして娘を出産。育児メモがわりにtwitterを始めたらハマってしまい、ブログまで始めてしまいました。娘とのなんてことない日常をチマチマと更新中。
ブログ: むすめ雑記帳
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