妊娠・出産・育児の情報サイト


生真面目女の初めて育児。「無駄にバイリンガルな子を目指す」の巻 by tomekko

こんにちは。Tomekkoです。
無事1歳を迎えた次男の発語は「マンマ」と「どじょ(どーぞ)」。
いやほとんど終日「マンマ‼ンマンマ‼‼」食欲が止まりません。どうしましょう。

ということで、今回は言葉にまつわる思い出を少し。

今は二人目なので、ずっと赤ちゃんでいてくれていいかな…まだ歩かなくても…喋らなくても…可愛いし♪ とか言ってられるのですが、生真面目女の何もかも初めて子育てでは、当然そうはいきませんでした。

長男、無駄にバイリンガル目指させられてたの巻。(遠い目)f:id:akasuguedi:20170323105605j:plain

今から思い起こすと笑えてきますが、長男妊娠中のワタシは何故か気になるキーワードが『0歳からの教育』とか『脳科学者が勧める〇〇』とか…普段買わないようなハイソな雑誌もやたら揃っていました。何を血迷ってたんでしょう。

「我が子をバイリンガルに育てるには!?
「日本人がLRの発音を聞き分けられるのは6ヶ月まで!」←諸説あります
「天才脳の作り方」←今なら「天才は作るもんじゃねえ。なるもんだ。」と冷静にツッコめる
などの見出しにつられ、脳科学的に良いおもちゃだの、洋書絵本だのを買い漁っていました。

おそらく自分の英語アレルギー(外国人の前になると急に寡黙な人になる)に対するコンプレックスだったんでしょうね。夫が喋れることも相まって余計必死になってました。

そんなわけで産後、長男は日本語と英語の絵本を交互に読まれ(なるべく洋書は夫に読んでもらった)簡単なモノや色などは同時に両方の言葉で教えられました。

その結果ですか?

見事に英語の方を先に覚えました。しかも完璧なRVの発音で。

f:id:akasuguedi:20170323105707j:plain

最初に覚えた言葉は「Car」。多分、「ブーブー」や「くるま」よりも簡単で覚えやすいんでしょうね。

そして、その後は主な色の名前もすべて英語で吸収していきました。

f:id:akasuguedi:20170323105743j:plain

山の中にある我が家。お外に出ると自然いっぱいです。そこで新緑に輝く春の木々を指さして「Greeeeeeeeeeeeeeen‼‼(ものっすごい巻き舌で)」と叫び続ける長男を、ワタシは多分得意げに抱いていたんでしょう。見て見てうちの子天才~!って。。。

そんな得意絶頂の母でしたが、物事そんなにうまくいくわけもなく…

 

14か月、長男保育園に入園。

もうお分かりですね。

f:id:akasuguedi:20170323105809j:plain

保育園に行って、帰ってくるたびに一つ、また一つと、日本語で戻ってくる言葉たち…。考えてもみれば当たり前の話。みんなで一緒にまずは日本語を覚えていくんですもんね。

しかし‼

一つだけ日本語に直されなかった単語がありました。 
長男2歳、これからトイレトレーニングといった時期だったでしょうか。

f:id:akasuguedi:20170323105842j:plain

便器の中を覗き込み、自分のウ〇チを指さして完璧なRの発音で
「これ、Brown?ねえ、Brownなの?」

そうね、確かに赤・青・黄色と違って、普段の園生活であまり茶色って使わないもんね…。保育園のわずかな虚を突いて生き残った英単語。それがBrown

 

もちろん、5歳の今では全くもってノーイングリッシュです。
英語は保育園のカリキュラムがあるので、毎回初めましてな感じで覚えてくるレベル。
大好きなディズニーアニメのDVDも英語で見せようとすると嫌がる始末です(涙)

インターナショナルスクールに入れる予定も無けりゃ、夫が海外赴任するような仕事でもないのに、あの頃の私は一体何を目指していたんでしょう?

一人目の育児、(ワタシの場合は)振り返ってみれば狂気に近かったなぁ…と反省することだらけなのでした。

f:id:akasuguedi:20161102165056j:plain

著者:tomekko
年齢:35歳
子どもの年齢:長男4歳、次男8ヶ月

4歳差の兄弟に日々育てられています。次男誕生を機に、インスタグラムでこそだて絵日記を始めました。ビッグベビーの次男に体力を奪われ、マイペースな長男に精神力を奪われながらも、絵を描く時間が最高の癒し。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。