私の父に、妊娠を伝えたときの話。
心拍が確認できてから、妊娠三か月ごろに父に伝えに行きました。
私の両親は、私の物心がつくかつかないかの頃に離婚して、父は姉をひきとり、私は母にひきとられました。
年に数回しか会っていなかったし、親子とはいえ、お互いに知らない部分も多いのではないかなと思っています。
実は、私は「父はあまり子供好きではない」と思っていました。
父は自分から話をする方ではないし、子供時代に遊んでもらった記憶もあまりなかったからかもしれません。
そんなこともあって、妊娠したと伝えても特に目立った反応もなく、あっさりした報告となるだろうと思っていました。
そしてエコー写真を出して「妊娠しました。」と伝えると、
「へぇ、よかったねぇ。」と言って、
しばらくエコー写真を見たあと、「体を大事にしないとね。」と言われただけでした。
やはりあっさりと終わったなぁと思いながら帰宅しました。
その翌日。姉から私にメールが届きました。
「まほちゃん、あかちゃんできたのね!おめでとう!!!」
昨日の今日で、もう姉に伝わっている!!!
姉によると、父はとても嬉しそうに教えてくれたとのこと。
そうか、お父さん、喜んでくれていたんだ…としみじみ実感したのでした。
私が思わず「お父さんは子供嫌いなのかと思っていたけど、喜んでいたんだね、意外。」と返事をしたら、
姉も「私もそうだと思っていた。」と一言。
なんとなく、父のことを「やさしいけれどドライな性格の人」だと思っていたので、そういう感情の起伏を見せないようにしているだけなのかな、と感じた出来事でした。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ゆうひまほ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:1歳
36歳で妊娠出産、現在元気いっぱいな一歳男児を必死で育てています。広島を愛するアニソンヲタなミーハー主婦。
イラストだけでなく、手芸やDIYも好きな、「なんでもとりあえず自分でやってみる」派です。現在はそれらに没頭する時間が無いのが悩み。
ブログ:よいやさのゆっちサン
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