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「わたしはあなたのママじゃない!」我が家ではお互いをあだ名で呼んでます by斗比主閲子

こんにちは、斗比主閲子です。

子どもが生まれると、お互いの呼び方が「ママ」「パパ」「お母さん」「お父さん」みたいに、子ども視点のもになりますよね。

赤ちゃんに向かって「ママだよー」「パパですよー」と何度も何度も呼びかけて、初めて子どもが「ママ」「パパ」と呼んでくれると嬉しいものです。

子どもの前で自分たちのことを「ママ」「パパ」と呼ぶのが自然になると、いつのまにかお互いを呼ぶときも「ママ」「パパ」と呼ぶことが増えてきます。

例えば、夫が妻に対して「ママ、今週末の予定ってどうなってる?」みたいな感じですね。

我が家では、子どもが生まれてしばらく経った今でも、お互いのことは「ママ」「パパ」ではなく、結婚前から使っていたお互いのあだ名で呼び合っています。

 

子どもにとってはママだけど、夫のママではない

お互いを呼ぶときに「ママ」「パパ」ではなくあだ名にしているのには、当たり前ですけど、相手は自分の実際の「ママ」「パパ」ではないというのがあります。

私たち夫婦にはそれぞれ両親が健在で、両親のことは「お母さん」「お父さん」や「ママ」「パパ」などと呼びます。

両親を呼ぶときとお互いを呼ぶときで呼び方が同じだから混乱するかといえばそんなことはありません。

ただ、配偶者を「ママ」「パパ」と呼び合うのにはちょっと違和感があるんですよね。

「ママ/パパ」と呼ばれると「わたしはあなたのママ/パパじゃない!」と思っちゃう。

成人した同年代の異性から親と同じ呼び方で呼ばれるのに、何かムズムズするものがあるのです。

 

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いつまでもイチャイチャしたいから

あとは、「ママ」「パパ」と呼び合うと、夫婦二人の関係が子どもとの間柄で決まってしまう感じがするというのもあります。

子どもが産まれた後、母になった妻を夫が「女」と思えなくなるみたいなことがありますよね。これに近い部分があるというか。

二人のときでもお互いを「ママ」「パパ」と呼ぶようになると、男女の関係というより、あくまで母親と父親という、家族の中での役割としてカチっとはまっちゃうような感じがするのです。

確かに子どもにとってはママはママであり、パパはパパです。

子どもがそう呼ぶのはおかしくないし、子どもの前で配偶者を呼ぶときに「ママ」や「パパ」を使うのは子どもが混乱しないためには自然なことです。

ただ、子どもが生まれても、お互いを個人として好き合って結婚した夫婦は夫婦。

いつまでもあだ名で呼び合うことで、イチャイチャしてたいという気持ちがあります。言葉が気持ちに与える影響ってありますからね。

 

子どもに夫婦仲が良いと思われる

お互いをあだ名で呼び合っている我が家。

子どもの反応がどうかといえば「パパとママはいつも仲良いよね!」と言われています。

私たちは、子どもの前でも、ママ友やパパ友の前でも、お互いのことをあだ名で呼び合っています。

子どもの見える範囲で、お互いをあだ名で呼び合っていますから、友達同士みたいに見えるんでしょうね。

まだ、子どもたちは恋愛経験を(私が見ている限り)していないので、恋人同士とは見えないかもしれませんけど、仲が良いのは分かるようです。

子どもが反抗期を迎えることになると、夫婦仲が良いことをウザいと感じる日も来るでしょう。

ただ、まだ小さい頃に夫婦仲が良いと思われるのは、子どもの精神衛生上は好ましいことだと見ています。

 

変だなと思われたときは「昔からの癖で」

子どもはいいとして周りの反応としては、時には「変な夫婦」と思われることがまったくないわけではありません。

私たちがお互いをあだ名で呼び合っていることを、「え、夫婦であだ名で呼び合っているの?」と疑問を投げかける人もいます。

そんなときは、「独身時代の付き合ってた頃の癖が抜けないんですよね~(笑)」と言っています。

「いつまでもイチャイチャしてたいからです!」と、ここまで書いたようなことを正直に説明してもいいんですけどね。

他人の家庭事情にわざわざ首を突っ込んでくるような人は若干厄介なところがあるので、納得しやすいそれっぽい説明をしています。

 

最後に、どういう呼び方で配偶者を呼んでも、本人たちが望むなら、その家庭の自由ですよね。こんな記事を書いたのは、「ママ」「パパ」呼びを否定したいわけではありません。

あだ名呼びが「ママ」「パパ」呼びに比べるとあまりメジャーではないかもしれないなと思ったので、そういう呼び方をしている家庭もあるということを紹介したわけです。私の友人には、お互いを苗字で呼び合っている夫婦もいます。

 

皆さんはどのように配偶者を呼んでいますか?

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斗比主閲子
プロフィールは『1976年10月3日生まれ、福岡県出身。旧帝大卒業後、一部上場の家電メーカーに就職。外資系含めて何度か転職した後、現在は某企業のIR部門に所属。2.5世帯住宅で、X人目の子育て中……』ということになっています。

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