妊娠検査薬の結果が陽性だったため、
産婦人科に行くことに。
幸せ全開!妊娠おめでとう!
というイメージを持っていた産婦人科での検査。
のっけから内診台に載せられ、検査することに。
(え、何これ、ガンダムにでもなるの?)
(というか、こういう検査だとは知らず心の準備ができてない。)
(心どころか身体というか毛も準備ができていない。)
(どうしよう、私のアマゾン。)
(・・・・モモコ、いっきまーす!!)
その後淡々と妊娠していることが告げられ、
出産希望であることを伝え、エコー写真をもらいました。
(思っていたより、ポツっとしている・・・どこがどこだかわからない・・・)
(でも、今、お腹の中にいるんだ・・・)
うわーうわー、とうわずる心と、
どこか実感がわかない不思議な感覚でした。
渡されたエコー写真を食い入るように見ていると、
お医者さんが私に言いました。
「少量の出血が見られ 切迫流産しかかっています。」
急に心臓がバクバクし、
自然とポロポロ涙が出ました。
実感が湧いていなくても、
身体はすでに母親になって子供を守ろうとしているのかな、
と思った瞬間でした。
「流産止めの薬と注射がありますが、どうしますか。」
と聞かれ、赤ちゃんに影響はほとんど無いということだったので
その場で注射を打ってもらうことにしました。
(えぇぇぇ、アマゾンの次は、ケツーーーーーーッ!?)
(ノーマーク!ケツは完全にノーマークーーー!)
ハッピーで明るく幸せな妊娠判明とは
驚くほど遠かった初めての産婦人科での妊娠検査。
帰りには自分のHP(恥じらいポイント)がごっそり削られていました。
それでも、「お腹に赤ちゃんがいる」という事実だけで十分に幸せでした。
「今度は、きちんと身も心も準備してから来よう。」
そう心に決めて、私は帰路についたのでした。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ヤマダモモコ
子どもの年齢:0歳
夫のヒデ、猫のチコ、息子のリュウ(2016.4.28生)と暮らしてる、育休中の自虐特化型アラサーです。
instagram:@yamadachiko
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