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1歳半の息子がソファからジャンプ! レントゲンを見てびっくり、まさかの骨折

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息子は、やんちゃです。1歳を過ぎた頃から、めきめき歩きが上達し、歩く、走るはお手の物。怖いものなしで、どんどん突き進んでいく子でした。

あっちへウロウロ、こっちへウロウロ歩いていたかと思えば、「あー」と大声を出しながら走っていたり、脚立によじ登ったり、転んでけがをすることもしょっちゅうです。

親としては、ハラハラすることばかり。見ているだけで本当に大変です。

 

息子が1歳4か月のことです。この頃、息子の話す言葉も増えてきましたが、同時にやりたくないことは、やらなくなってきました。

ある日、息子がソファによじ登って、高さ20㎝くらいのひじ掛けからジャンプをして遊んでいました。

ひじ掛けに立って、そこからシートの上に飛んでは、笑って喜んでいます。

ソファは柔らかいし、そんなに高い場所からジャンプしているわけではないので、大丈夫だろうと思って、何回か遊ばせました。

 

息子は楽しかったらしく「そろそろ終わりにしようね。」と言っても聞かず、まだ続けたがります。「じゃあ、最後の一回ね。」ということで、最後にやらせたのが間違いでした。

ジャンプをした後、息子が「いたいー、いたいー」と言って、右膝の下あたりをさすって大泣き。一瞬のことでよくわかりませんでしたが、どうやら着地に失敗してしまったようなのです。

 

よく転ぶ息子なので、怪我やあざは毎度のこと。通常なら私が「痛い痛いとんでけー」をすれば、泣きやむのですが、今回は、ずっと「いたいーいたいー」と言いながら泣き続けています。

いつもと様子が違う!息子のこの痛がり方は普通じゃないとわかりました。

主人に電話をして、念のため、かかりつけのホームドクターのところへ連れていくことにしました。

 

ドクターは、息子を立たせたり座らせたり、膝をポンポンをたたいたり、足首を回したりして診察をしました。

「こっちへ歩いてごらん」とドクターが言いました。

普段の息子ならすぐに歩ける距離だったのですが、立つなり座ってしまう息子。やっぱり様子が変です。

 

ホームドクターのところにはレントゲンはありません。レントゲンを撮りたいなら、大きな病院に行く必要があります。

ホームドクターは「特に問題は無いようですよ」と言いましたが、いざとなったらすぐにレントゲンを撮りに行けるように、病院の紹介状を書いてもらって帰宅しました。

 

やはり翌日も息子は足が痛むようなので、昨日の紹介状を持参して病院にレントゲンを撮りに行きました。

レントゲンを見て、びっくり!

息子が「いたい、いたい」と、さすっていた箇所が、なんと骨折していたのです。

 

息子が「いたい」と言えてよかった。

親として、息子の様子の変化に気づいてあげられてよかったと心底思いました。

 

専門医から説明を受け、全治一か月の骨折だと言われました。大人と比べて子供は治りが早いそうですが、やんちゃな息子が普段通り歩けないのは、つらいはず。あの時、無理にでもやめさせれば良かったと思いました。

 

ギプスをつけに行と、色を選べるようで「何色がいいですか?」と聞かれました。青、緑、紫、ピンクなど、いろいろありましたが、白を選択。

足から太ももまで、ぐるぐると包帯のようなのが巻かれていき、時間をおくとギブスはカチカチに固まりました。息子の、小さくて細い足にギプス。心が痛みます。まさか、こんなことになるなんて。

 

帰宅後、息子はギプスを嫌がり、取ってほしいとジェスチャーで伝えてきますが、できないことを伝えると、あきらめてギプスで歩こうとしました。

でも、まっすぐに固定されたギプスで歩くのは大変。出かけるときは、ベビーカーが車いす代わりでしたが、家の中ではそうはいきません。

そこで、ひらめいたのが、歩行器です。

歩く前にあちこち移動するときに使っていた歩行器。片づけていたのを引っ張り出し、息子を久しぶりに入れてみると、いい感じ!

足に負担をかけることなく、あちこち行けるので、息子のストレスも少し減った様子でした。数日後にはギプスで歩けるようになり、歩行器は使わなくなりました。

 

この後も、ゆるゆるウ〇チがギプスについてしまって、ギプスを替えてもらいに病院に行ったけれど、汚れたところに包帯を巻くだけで、ギプスを替えてもらえないまま1週間過ごしたり、何かと大変な日々でした。(ウ〇チの経験を生かして、新しいギプスは、色付きのものにしました。)

1か月後に完治してギプスが取れた日は、本当にスッキリ。ギプスをはずした当日と次の日は、歩き方もぎこちない息子でしたが、リハビリなどせず、すぐに普通の歩き方に戻りました。

 

最近の息子は、高いところから降りる時など「あぶい、あぶい」と言って、危ないことを自分で認識できるようになってきました。大きな進歩です。

それにしても、まさかの場所で骨折。まだ上手に話せない子供のことを、一番わかってあげられるのは親だと痛感した出来事でした。

 

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著者:すーじー
年齢:34歳
子どもの年齢:1歳半

オランダ人と国際結婚し、オランダに暮らして5年目突入。歴史ある街並み、豊かな自然、気さくな人々に囲まれ、オランダ生活に慣れてきた今日この頃だが、妊娠・出産・子育てを通して新たなカルチャーギャップに遭遇中。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。