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胃液も出なくなり、喉から血が…それでも普通だと思っていた。重症妊娠悪阻の日々

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はじめての妊娠。

微熱、節々の痛み、喉の痛みが続き風邪だと思っていましたが、生理が10日ほど遅れたところで検査薬を試し、妊娠がわかりました。

出産経験のある姉に相談し、すぐに産科に受診をしてもエコーに映らないことがあるとかで、しばらく様子をみることに。

徐々に具合が悪くなり、嘔吐やニオイつわりが始まったので、近所の産科を受診。妊娠4週目でした。その足で役所に母子手帳をもらいに行きました。

 

日に日にツワリは悪化し、毎日何度も何度も吐きました。ゼリーや果物しか食べれなくなりましたが、それもすぐに吐いてしまい、一気に4kg痩せました。

そのうち、なにも食べれなくなり水さえ吐くように。

胃の中の水も吐き切ると、胃液を吐いていましたが、胃液もなくなると、ひどく苦い液体をずっと吐き続けるようになり(あとで調べると胆汁だったみたいです)、それも出なくなると吐きすぎて喉が切れたのか、血が混ざった苦い泡みたいなものを吐いていました。

体調を崩して仕事を休んだことがなかった私が、2週間ほど仕事にいけませんでした。

 

はじめての妊娠なので、これが普通のつわりと思い、旦那も仕事で毎日遅いので1人で耐えていました。

たまたま家に来た姉に憔悴してるところを発見され、普通のツワリではないと病院に連れていかれたところ、飢餓状態。重症妊娠悪阻の診断がつきました。

すぐに点滴とのことでしたが、血管は取りやすい体質だったのに、点滴の針すら刺せない状態でした。妊娠9週のことでした。

 

そんな状態のまま仕事に復帰しましたが、 ビニール袋を抱えながら勤務。お昼の時間が特に辛かったので、ひとりになれる場所を探しました。

喫煙者でしたが妊娠判明したときすぐにニオイすらダメになり、職場の喫煙者のニオイでも何回も吐きました。

家のお気に入りの芳香剤も全て片づけ、無臭の芳香剤を大量にネットで買い、あらゆる場所に設置。

お風呂に入ると悪化するので、毎日入れなくなりました。

腰まで伸ばしていた髪も、煩わしくなって肩くらいまで切り、化粧水も化粧もできず、まさに廃人状態。

 

家事は一切できなくなり、夫には迷惑をかけましたが、文句は一切言わずにいてくれたので助かりました。

食べ物のCMを見るだけで吐いてましたが、妊娠5ヶ月半ばくらいから、食パンが食べれるようになり、現在7ヶ月を目前に家事もすこしずつできるようになりました。

今は食べづわりになって、肉以外なら食べることができ、一気にリバウンド。

10キロプラスで検診の度に怒られています。

 

まだまだ吐きたいくらいの気持ち悪さと、お腹が大きくなったことで疲れやすく、体力も落ち、動くのが大変です。

まだまだつわりは終わりそうもなく、出産までコースと決心してますが、あと3カ月。なんとか耐えるしかないと腹を決めました。

 

そんな矢先お尻に激痛が続き病院を受診すると、もともとあった小さい痔が、お腹が大きくなって悪さをしたようで、直腸に膿が大量にたまっているとのこと。

ただちに切開しないとと言われましたが、妊娠しているため麻酔が使えず、看護師さん4人に押さえつけられながら、直腸切開術をされ、膿を排出、ドレーンの留置までされました。人生で最も痛い経験でした。

 

妊娠はマイナートラブルがつきものと聞いていましたが、ここまで大変とは思ってもみませんでした。

妊娠前は赤ちゃんができたら、可愛い服を選んで、子供部屋も可愛くして、可愛いママになりたいなあと思ってましたが、そんなの考える余裕は一度もありませんでした。

それに、子供がいない方や、出産経験はあるがつわりが軽かった方などには職場でも体調不良は理解されず、苦労しました。

 

しかしエコーなどで心臓の動き、手や足や顔がはっきりわかるようになって、だんだん胎動も感じるようになると、この子のために耐えようとか前向きになれます。不思議なくらい愛おしく感じます。

良い母親になれるかどうかは不安ですが、宝物ができたいま、心身ともに強くなれている気がします。早く我が子に会って抱きしめたいです。

著者:はに

28歳、公務員です。

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