うちの子たちは現在3歳3ヶ月と1歳8ヶ月。 2人を連れて歩いていると、よく聞かれることがあります。
うちの子たちは1歳7ヶ月差。
でも4月を挟むので学年は2学年差です。私はこの場合年子とは言わないのかと思っていました。
気になって年子の定義を調べてみることにしました。
すると、【同じ母親から生まれた1つ違いの子】と、なんとも曖昧でした。ネットでは私と同じように学年で認識している方が多いように感じましたが、中には学年関係なく2歳差未満を年子と捉えている方もいるようです。
そして「年子」と検索すると一緒に出てくるのが・・・
どうやらネットでは年子=無計画、と言うイメージがあるようです。
私自身は思ったことがなかったし、リアルでも言われたことがなかったのでショックでした。
でも必ずしもそう言う人ばかりではないはずです。ちなみに我が家の場合は
その他にも、ママ友の中には育休の関係や、自分やご主人の年齢の関係で計画的に年子と言う方もいます。
しかしだからと言ってこれをいちいち説明する訳にはいきません。
まあ、仕方ないです。無計画と思われようと何だろうと、結果としてしっかり子育てできていれば何の問題もないはずです。ネットの意見であまり一喜一憂せず、目の前にいる元気いっぱいで可愛い我が子たちに体当たりの育児をしていきたいと思います。
その他にもう一つよく言われてしまう事があります。 それは、
「かわいそう」これは私自身も感じました。
下の子が産まれてから上の子に我慢させてしまう場面がすごく増えました。
いくら体力に自信があると言っても、体を2つに分けることは出来ません。上の子優先を心がけてはいましたが、下の子の授乳や夜泣きの時はどうしても上の子の欲求を満たしてあげられず泣かせてしまう事もありました。そのたびに「かわいそう」と言われたことを思い出して辛かったです。
私自身は一人っ子だったのですが、やっぱり「一人っ子はかわいそう」とよく言われました。 だから(私はかわいそうな子)とずっと思いながら子供時代を過ごしました。
家族で楽しくお出かけをしても、(子どもが一人しかいないから一人っ子ってバレちゃう・・・また皆にかわいそうって思われちゃう。)と、ふとした時に悲しかった思い出があります。
しかし今大人になってみて、自分がかわいそうだったかと言うと全然そんなことはありませんでした。
沢山の愛情を一心に受けられて幸せだったなぁと思います。
それに今まわりにいる一人っ子の子を見てもかわいそうだとは思いません。これは大人になって本当の自分の価値観が確立されたからだと思います。
子どもの頃はまだ自分の価値観が完成していないから、まわりの大人の意見が絶対に正しいものとして刷り込まれてしまいます。 子どもにとって身近な大人の与える影響はとてつもなく大きいのだと改めて感じました。
だから、子どもの前で「かわいそう」は絶対に言ってほしくないです。
私自身も子どもたちが(年が近くて良かった)と思えるような、ポジティブな声かけを心がけています。
実際、年子育児はとても楽しいです!
下の子が産まれたばかりの頃は、赤ちゃん(大)赤ちゃん(小)が家の中にいるので大変でしたが、今では一緒に遊んでくれるので助かります。きょうだいと言うよりは同レベルなので、何でも同じにしないとすぐケンカです。
何か買うときも同じ物を2つずつ。 楽しいことも一緒。悲しいことも一緒。 2人で一緒に大きくなっていってくれています。
それにネットでは散々な書かれようでしたが、いざ外に出てみると
「可愛いわね」
「頑張ってね」
「一緒に遊べて良いわね」と、
優しい言葉をかけてくださる方ばかりです。嬉しいし、とても励みになります。
あ、でも1つ。
中には励ますつもりか、「双子よりは楽よ~」と言って下さる方がいるのですが、これは全く励ましになりません。 むしろ(楽なのに余裕のない私ってダメな母親・・・)と落ち込ませてしまうので、もし年子ママを見かけても言わないであげてくださいね!
以上、年子を持つ母親のたわごとでした。
著者:グラハム子
年齢:29歳
子どもの年齢:2歳と1歳
いたずらっ子で元気いっぱいな兄妹に振り回されているお母さん。堅あげポテトと甘いコーヒーが好き。 家族が寝たあと夜中にインスタグラムで育児絵日記を描いています。
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