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手強い絨毛膜下血腫!

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私、30代。

現在16wの3人目妊婦です。

4歳になったばっかの長女、まもなく2歳の次女、超イクメンの夫と4人暮らしです。

 

今回の妊娠、今まさに出血に悩まされているわけであります。絨毛膜下血腫というものに。

そして12wから入院をしています。

 

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2月始め

3wと思われる時に検査薬で陽性。

5wで初診。小さな袋を確認。袋のまわりに出血の痕が見られるとのことで、この出血が外に出てきたら赤ちゃんも一緒に出てくるからねと注意を受けました。

 

数日後。友人の結婚式に参列。余興まで担当してはっちゃけたその日、帰りの電車内で、なにやら水分様なものが流れ出る感覚が…。

やばいやばいやばい…。怖い怖い怖い…。

 

駅まで夫に車で迎えに来てもらい、自宅にてトイレへ急ぎます。

トイレの天を仰ぎました。だって、ショーツもおりもの用ナプキンも一面真っ赤。

式に着ていたドレスにも染み渡るくらい出血しちゃって。

 

この4か月前。

この同じトイレで私は流産を経験しました。陣痛に似た痛みの後、まさに自分が今いる場所で袋ごと産み落としたのです。

 

その少し前の記憶がババーッとよみがえりました。

 

でも冷静になってみて、前回と違って腹痛がないことに気付きます。今回は出血だけ。量は多いし真っ赤だけど、流産の時とは違う。

今日は日曜。横になって様子を見ようと判断しました。

 

翌日、やはり少し出血が続いていたので掛かり付けの病院に電話してみると、「病院にくるのも負担になるし、腹痛がないならそのまま横になっていて」とのことでした。

 

7w。検診日。赤ちゃんの心拍も確認されて嬉しいはずなのに、依然として血腫は存在したまま。しかも大きくなってるし。

安静にしてね、とだけ。血管を強くするという薬が処方されたけど、それはまったく効果ありませんでした。

 

当時3歳と1歳の甘えたい盛りの子供たちがいるし、安静には程遠く、2人が保育園に行っている間しか体を休ませてあげられません。

近くに住む義理の母に事情を説明し、時々ヘルプしてもらいますが、なんせ私とても遠慮しぃの嫁なんで、簡単に甘えられない=自分でやってしまう人でして。

 

夫にはもっと家族を頼れとどれほど言われても、うんうん言っては自分の首を絞めていることくらいわかってはいました。

 

そして10w。

出血は毎日続いていたし、もうそれが当たり前になりすぎていました。つわりもあって、どーしてもピザが食べたくて、夫も休みだったし、車で外食しに行ったんです。

が!何かの拍子にドバッと塊が出る感覚、そしてそれが次々と出てくる。止まらない!

家に戻って、いざ車から出ようとするだけでドバッドバッと出てくる。いや、もう溢れ出てくるのです。

車から降りられない。動けば出てくる。止まらない!

3月も終わりかけの日曜日、私は冷や汗をかきながら車から半分体を出した変な姿勢で身動きとれずにいました。

 

夫に支えてもらい車を後にすると、シートは血で染まり、履いていたパンツから足元に滴る大量のソレ。玄関からトイレまでの間に血を滴ながら向かいました。

 

もう赤ちゃんは厳しいだろうと覚悟もしました。普通ならここで病院に電話するんでしょうが、掛かり付け医は腹痛がなければ来ないで良いとの考えだと分かっていたし、横になることが一番だと言われてたんで、日曜ともあって寝て過ごしました。

 

翌日の検診では、赤ちゃんは元気にしてくれてて、ホッとしてうるっときました。出血量が多くても、今はどうすることも出来ないし、安静にするしかないよ。と案の定の先生。

 

念のため11wも検診してもらう。血腫はよくまぁ大きく成長を遂げ、胎児よりも大きい。事態は軽くないよ、お母さんと言われました。

 

義理の母にも説明し「入院した方がいいんじゃない?」と何度も言われましたが、私だって先生に何回か打診はしてるんですね。でも、自宅で、とのこと。

 

4月に入り12wになったその日の晩。イライラして子供たちを叱りすぎたのがいけなかったか、初めてお腹が痛む、違和感というか、そんなものにあたりました。横になってみても、やっぱりお腹は痛む。

病院に電話すると、夜間救急対応しますからすぐ来てください!とのこと。

義理の母に家に来てもらい子供たちの面倒を寝かし付けまでお願いし、ちょうど帰ってきた夫に運転を任せ、初めての腹痛に不安を抱え、いざ病院へ。

 

診察を終え、夫と私に先生が話を始めます。

「これまでの出血で私達が入院を勧められなかったのは、12週を越えてなかったからです。それまでの出血は、安静にしてて、それでも流産してしまったのなら、遺伝子レベルでその子がそんな運命だったということ。でも、今日からあなたは12週ですよね。ここからはこれまで出血にも耐えてきた赤ちゃんがすごい生命力を持ってる事が分かったわけだから、生かしてあげないと。12週を超えたら、一滴だって出血しちゃいけないんだ。ここから先は赤ちゃんに何かあったら、母体のせいにされることになるよ」と。そして

「明日開院前にもう一度来てください。紹介状を出します。ここはお産した人しか入院出来ないから、提携病院に入院してください」

 

翌朝。しばらく会えなくなる子供たちを一杯一杯ギューーーッと抱き締めて、保育園に送り出し、夫と紹介状を受け取った後大学病院へと向かいました。

 

数時間待ち、ようやく診察台に上がると、偉い雰囲気をまとったおじいさん先生は「こんなに出血して。かわいそうに。2月から頑張ったんだね。長かったね」と仰ってくださり。ポロリと涙が出ました。

 

「これはすぐ入院してね。絨毛膜下血腫は血の塊だから、栄養が満載。その栄養を求めて細菌が繁殖したら、感染症を起こして破水したり、胎盤が剥がれたり、とてもよくないことが起こります。12週すぎたら何があっても出血しちゃだめなんだよ。リスクが大きいから。」

おじいさん先生は夫と私にとても丁寧に話してくれました。

この時の血腫の大きさは8センチ。

 

12wで入院し、今現在16w。

絨毛膜下血腫と診断を受けた5wから現在まで、とてもとても長いです。

お腹に爆弾抱えてます。怖いです。

 

それでも元気に成長してくれているお腹の赤ちゃんが嬉しくて、辛い入院も頑張れています。

何より、家で待っていてくれる夫と子供たちの大変さは計り知れず、みんなの為にも私は頑張らないといけません。

 

また今日も安静に安静に…。

著者:こっとりん

子育てにおわれて、気付けば30代。

13年4月、15年7月生まれの姉妹。

17年10月には3人目生まれます。

イクメンな夫に支えられて生きてます。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。