去年の11月に妊娠が判明してから、初産なので何もかも手探りで妊婦生活をすすめてきました。
つわりもそこまでひどくなく、仕事との両立もなんとかこなしてきました。
私は20週ごろまで胎動を感じることができなかったため、赤ちゃんの様子を知ることのできる妊婦健診を心待ちにして、毎回エコーをしてもらう直前は心臓がばくばくいっていました。
ところで、妊婦さんが検診の際に気になることの1つに赤ちゃんの性別がありますよね。早い子だと5ヶ月くらいには分かるんだとか。
我が家も例に漏れず、毎回の検診で「性別ってわかりますか!?」と先生に尋ねていました。
しかし返ってくる答えは「〇〇さんの赤ちゃんは恥ずかしがり屋なのかな?エコーに写る範囲に下半身がないね~」とか「今日は股がしっかり閉じてるね」とか一向に教えてくれる様子のない我が子。
24週目の検診では、主人がお仕事を休んで病院について来てくれたのですが、エコーでは赤ちゃんはなんとうつ伏せ!股もきっちり閉じており、きちんと見えたのは後頭部の丸みだけでした。
主人はショックを受けるし、先生は半笑いでなんともしまりのない検診となりました。
妊娠してから、周囲の人には「〇〇さんは女の子のお母さんぽいよね」と言われており、自分の兄弟が妹だけのため、なんとなく女の子かな?と思っていたのですが、つわりの時は唐揚げやポテトチップスが食べたくなったり、お腹の出具合が前に突き出て見えたり、身体の変化的には男の子かな?と思っていました。
特に希望の性別はなかったので、男の子でも女の子でも嬉しい!だから早く性別を教えて!!という気持ちで次の検診を待ちました。
27週目の検診を受けにいった時、(よく考えたらもう妊娠後期が目の前なんだな…このまま出産まで性別がわからなかったりして…)なんて思いながら、半分まぁいっかの開き直りの精神でエコーを受けました。
この日も主人がお仕事終わりに病院について来てくれて、一緒にエコーを見守る中、「これが背骨です~。ここが心臓ね~。大きさも1キロ超えてきてるし、標準サイズで異常なし~。顔も綺麗に見えますよ~」と先生の穏やかな説明。
4Dエコーもしてもらえたので、(口元は主人似で鼻は私かな~)なんて考えながら赤ちゃんの様子をじっくり見せてもらいました。そしてあっさりとエコーは終わり。
顔をきちんと見れたのでなんとなく満足した気持ちで起き上がろうとして、いやいやいや大事なこと忘れてない?とハッとし、「先生!性別わかりますか!?」と慌てて聞きました。
もうとっくに性別も伝えてると思っていたのか先生も「あー、そうだったねー。見てみようか~。」と忘れてたわごめんみたいな雰囲気を出しながら、再度エコー。めんどくさい妊婦でごめんなさい先生!!
そして、
「男の子だね~。99パーセント」
ここまで焦らして突然の判明。
どうせ今回もわからないでしょ、くらいに思っていた私はびっくり。
「みて、ここ、立派な睾丸が見えるでしょ~?」と先生が指し示してくれたところには、まさに!これぞ!みたいな男の子の象徴が。逆によくここまで隠してきたな我が子よ。という思いでにやにやしてしまいました。
毎回の検診で焦らしに焦らされて、開き直りつつありましたが、案外あっさり性別を教えてくれた我が子。「親の心子知らず」ということわざはこんなときにも使えるのかな?と思った出来事でした。
男の子と分かったことで、一気に準備が進みます。
名前を考えたり、新生児用の服を用意したり。
あとは主人の妄想も進みます。
一緒に空手をしたいとかゲームをしたいとか、たわいもないことですが、それを聞いて私も楽しい気持ちになっています。
なかなか赤ちゃんの性別が分からなくて焦っている妊婦さん。案外気にしていないときの方が、あっさり赤ちゃんが性別を教えてくれるかもしれません。
周囲の人に「まだ分からないの?」って言われたって、生まれてくるまでには分かります。溜めないでいいストレスは溜めず、楽しい妊婦生活を送りましょうね。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:もも
23歳初産の妊婦。
妊娠も出産も全部初めての経験なので、不安も多いですが楽しく進んでいきたいなと思う日々。
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