これで恐らく出産は最後!
私には、どうしても1度だけ叶えたい夢がありました!
「みんなが産んでる産院が安心なんじゃない?」
そんな誰かのアドバイスで、特に何も考えず、上の2人は大混雑の産院で出産。
感想は「忙しかったな」でした。
その後、ラグジュアリーなステキ病院で出産した友人がウットリお産を語るのを見て、目からウロコが落ちました!
友人が言うには、そのステキ病院は「家族と泊まれる落ち着いた豪華な部屋で、ホテルのような美味な料理」。
「あの産院の産後の入院をもう一度経験したいがために、もう1人産みたい」とまで言うのを聞いて、果てしない憧れを募らせていた私。
ラグジュアリーなステキ病院…当然費用も予想を裏切らないですよね。
この先の出費を見越して、もちろんお財布は「紐を締めろ」と訴えていました。
だって、何があるか分からないのが出産ですよね?
そんな死線を越えるんだもの、産後のたった数日間ゆったり過ごすのが、私のささやかな夢…。
産んで帰宅したら、
家事に極力参加したくない昭和な夫と、
思春期真っ只中の長女、
イヤイヤ期ど真ん中で、赤子を動くお人形さん♥とウキウキ待ってる次女が待ち構えている我が家…。
産院は、赤ちゃんと私がゆったり向き合える唯一の場所!
屁理屈でもいい!
ステキ病院で出産したい!
財布との協議の結果はバッサリ無視し、ヘソクリを全部引っ張り出して私はステキ病院での出産を決めたのでした。
>>次回エピソード:うちではもう診れませんから。浮かれベテラン妊婦を突き落とした、医師からの無感情な癌宣告 by ゆき
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ゆき
年齢:アラフォー
子どもの年齢:13歳・4歳・2歳
福井県の山の中で、ツンデレ三姉妹の母をしています。お洒落にも丁寧にも暮らせない、へっぽこワーキングマザーです。
インスタグラム:u.mamato
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